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09月14日-04号
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  1. 習志野市議会 1994-09-14
    09月14日-04号


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    平成 6年  9月 定例会(第3回)       平成6年習志野市議会第3回定例会会議録(第4号)  -----------------------------------●平成6年9月14日(水曜日)  -----------------------------------●議事日程(第4号)  平成6年9月14日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 一般質問  -----------------------------------●本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名 1.一般質問  ●辰巳久美子君   1 市長の政治姿勢について    (1) 教育について     ア 学校図書館の充実について     イ 学校給食について(主として残滓の取り扱いに関して)     ウ 袖ケ浦4丁目幼稚園跡地について    (2) 雨水利用について(公共機関及び民間へのPR)    (3) 袖ケ浦6丁目汚水処理場跡地利用について  ●馬場信韶君   1 国民健康保険料について   2 デイ・サービス事業について   3 大型店の進出について   4 教育問題について   5 実籾駅舎の改築について   6 実籾団地の環境改善について  ●渡辺久江君   1 着衣水泳について   2 自主防災団の充実について   3 聴覚障害者施設の進捗状況   4 中央公園整備の進捗状況   5 3・4・4号線、3・4・11号線整備の進捗状況  ●森田三郎君   1 市長の政治姿勢について    (1) 東京湾の干潟について    (2) タクシーについて    (3) 習高跡地の周辺について    (4) ごみ減量対策について    (5) 雨水利用について    (6) 違反ポスター、看板の撤去について    (7) 市外隣接駅へのアクセスについて    (8) わかりやすい町づくりについて 1.延会の件  -----------------------------------●出席議員(31名)   1番  築沢平治君      2番  宮本博之君   3番  高橋 司君      4番  帯包文雄君   6番  立崎誠一君      7番  渡辺久江君   8番  辰巳久美子君     9番  川崎忠男君  10番  加瀬敏男君     11番  小川嘉一郎君  12番  三代川佐一君    13番  森田三郎君  14番  田畑富三夫君    15番  鴨 哲登志君  16番  宮内一夫君     17番  三浦邦雄君  18番  井上千恵子君    19番  田久保清一君  20番  保月美世子君    21番  浅川邦雄君  22番  鈴木正志君     23番  関 桂次君  24番  木村静子君     25番  佐藤正己君  26番  平川博文君     27番  目黒 博君  28番  田久保久之君    29番  服部啓一郎君  30番  小倉政之君     31番  吉田順平君  32番  馬場信韶君●欠席議員 なし  -----------------------------------●説明のため出席した者の職氏名  市長     荒木 勇君    助役     鈴木専蔵君                  企画政策  収入役    鳥羽潤一郎君          篠原 潔君                  部長  総務部長   服部 驍君    財政部長   染谷秀丈君  経済環境            市民保健         小倉 孝君           関口美代子君  部長              部長  土木部長   笛吹 優君    都市部長   富谷輝夫君  福祉部長   佐藤倉二君    教育長    平野久雄君  消防長    小林 博君    企業管理者  藤野太一郎君  教育総務            学校教育         清宮英之君           滝沢和彦君  部長              部長                  学校給食  行政課長   今関 隆君    センター   小林義美君                  所長  -----------------------------------●議会事務局出席職員氏名  事務局長   安部 博     議事課長   小林祥晃  議事係長   安田啓子     議事課主査  広瀬 猛  議事課主査  高須加代子  -----------------------------------              午前10時0分開議 ○議長(田久保久之君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は26名であります。よって、会議は成立いたしました。  ----------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(田久保久之君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において        24番 木村静子君及び        25番 佐藤正己君を指名いたします。  ----------------------------------- △一般質問 ○議長(田久保久之君) 日程第2、一般質問を行います。通告順に従い、順次質問を許します。 8番辰巳久美子君。登壇を願います。            〔8番 辰巳久美子君 登壇〕 ◆8番(辰巳久美子君) おはようございます。日本社会党の一般質問をいたします。 初めに、教育問題の1といたしまして学校図書館の充実についてお尋ねいたします。私は常々子供たちが命の大切さ、優しさ、豊かな創造力を身につけ、またみずから考え、学び、行動する力を養うためには、幼いときから本に親しみ読書を習慣づけることが非常に大切であると考えておりました。しかし、文部省がことし3月初めて行った読書調査で、中学生の4割以上がことし2月に1冊も本を読まなかったことがわかり、心配していたこととはいえ改めてショックを受けました。過酷な受験競争が年々低年齢化し、子供たちは幼いときから塾通いに追いやられ、またおけいこごとや部活動などゆとりのない生活を強いられています。こうした状況の中で子供の読書離れが急速に進行しています。そこで、当市におきましては読書指導や学校図書館の現状、役割についてどのようにお考えでいらっしゃるのかお聞かせください。 また、昨年度文部省の新指導要領によりますと、みずから学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成を図ることを改訂の指針に掲げ、その具体策として視聴覚教材や教育機器などの教材、教具の適切な活用を図るとともに、学校図書館を計画的に利用し、その機能の活用に努めることが明記されております。その具体化の第一歩といたしまして、昨年度35年ぶりに学校図書館図書新整備5カ年計画が策定されました。そしてその量的な裏づけといたしまして学校図書館図書標準が設定されました。この計画に対する市の対応についてお尋ねいたします。 さらに、学校図書館が学年ごとの教育課程に沿って十分に活用され、子供たち一人一人の要求に合わせて本との楽しく有意義な出会いを促すために、各学校に司書教諭を配置することが強く望まれます。この点に関しまして市当局の今後の取り組みについて伺います。 教育問題の2といたしまして、学校給食における残滓に対してどのように対処されているのか、また給食センターにおきまして毎日大量に出る残滓がどのように処理されているのかお伺いいたします。 教育問題の3は、袖ケ浦4丁目幼稚園跡地についてであります。現在当跡地は実籾本郷公園内に設置予定の民家鴇田家の資材置き場として使われていますが、いつまでこの状態を続けておくおつもりなのか。またその後の利用計画についてどのように考えておられるのかお尋ねいたします。 次に、雨水の有効利用についてお伺いいたします。御承知のとおりことしの夏は近年まれに見る猛暑に見舞われ、全国的に大変な水不足に陥りました。当市におきましても市民への節水の呼びかけが何度もなされ、水の大切さ、ありがたさを痛感させられました。この間8月初めは東京墨田区で雨水利用東京国際会議が開かれるなど、雨を流し捨てる発想から、ためて活用する発想へと根本的転換をしていくということが行われ、雨水の利用を見直そうという機運が高まっております。当市におきまして雨水利用の考え方、また公共機関への雨水利用施設の計画について伺います。また市民に対して雨水利用を勧めるためのPRをもっと積極的に行うお考えがないのかお尋ねいたします。 最後に、袖ケ浦6丁目汚水処理場跡地利用につきまして、6月議会で財源化の方針との答弁をいただいておりますが、その後の進みぐあいと当局のお考えをお尋ねいたします。 以上で私の第1回の一般質問といたします。            〔8番 辰巳久美子君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) おはようございます。まず辰巳議員の御質問にお答えしてまいりますけれども、教育問題につきましては後ほど教育長より答弁いたします。 まず雨水利用について。公共機関、民間へのPR、その1といたしまして、公共機関において雨水利用施設の計画はないかという御質問でございます。公共建築物におきます雨水の利用につきましては、県内では千葉市の区役所、松戸市の文化会館等でトイレ洗浄水、散水等として利用されております。本市においては新習志野公民館の建物設計時に雨水を中水道として、中水道というのは上水、下水の中間、水の中間的質というんですね、利用することを考えまして、具体的な利用の用途、降水量、経済性等検討した経過がございます。その結果、現実的には雨水設備の設置経費及び運営経費が水道料金を上回り経済的ではないとともに、雨が不規則に降ることから安定的な一定量の確保が難しいことがわかりました。そういうことで採用されなかった経過がございます。しかし、その後も雨水利用が水資源の有効活用、非常時の防災用水の確保、都市型水害の防止等に有効であるという認識のもとに、引き続いて研究させていただいておりました。 そのような中で、今議会におきまして御審議いただいております(仮称)芝園リサイクルプラザの建設に当たりまして、雨水利用について検討いたしましたところ、工場棟の屋根面に降った雨水を貯留槽に一たんためまして、清掃車が出入りするプラットホーム等床用洗浄用水として利用する施設計画を現在考えておるところであります。 次に、市民に対して雨水利用を勧められないかという御質問でございます。御質問の趣旨については、当市では公共建築物における雨水利用を検討し始めたところでありますが、一方一般家庭の取り組み方についても雨水の有効活用を図ることは資源の活用、水道水の節水にもつながることでありますので、習志野市といたしましても研究、検討してまいりたいと思います。 次に、袖ケ浦の汚水処理場跡地利用について答弁をいたします。市財源の根幹をなす市税の伸びが期待できない極めて厳しい財政状況に直面している中で、秋津医療用地取得、新清掃工場の建設など今後の大プロジェクトを推進していくために、この袖ケ浦処理場跡地は貴重な財源であると認識をしております。この跡地の有効利用を図っていくためには下水道施設の廃止、変更に伴う法手続上の問題、既存施設の撤去、緑のマスタープランとの関係等、種々の問題を整理する必要があります。そこで、これらの問題を整理するために、現在公有地有効活用検討協議会の専門部会において具体的に検討しておりますが、それぞれ難しい問題であるため引き続き検討を重ねてまいりたいと、このように考えております。 第1回の答弁を終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 続いて答弁を求めます。教育長平野久雄君。登壇を願います。            〔教育長 平野久雄君 登壇〕 ◎教育長(平野久雄君) 辰巳先生の御質問にお答えいたしたいと思います。 最初に、本市の読書に関する教育はどのようにしているかという御質問でございます。読書につきましては次のような指導を推進しております。第1に、教科の指導におきましては小学校1、2年生では国語科1週9単位時間のうち1単位時間を「読書の時間」とし、楽しい読書体験を通して読書生活の基礎を培っています。また教師による読み聞かせも活発に行われ、読書への意欲を高めるよう指導しております。さらに地域のボランティアグループによる「おはなし会」も実施されております。中、高学年では国語科、社会科を中心に教科書教材の学習をさらに発展させて、読書活動に広げるなどの指導が行われております。例として小学4年生の国語科で教科書教材「花を見つける手がかり」を学んで、発展としまして「昆虫の不思議」をテーマに図書館利用につなげる学習などが挙げられます。中学校では国語科において継続的に読書や図書館利用についての指導を行っているだけでなく、他の教科においても学習に関連させた読書、「調べ学習」を取り入れております。このほか児童会や生徒会の図書委員会活動の充実を図り、読書週間を設けたり、学校独自の推薦図書を紹介したり広報活動を充実させるなど、児童、生徒の主体的活動を尊重しながら読書指導を進めております。さらに読書感想文コンクールへの応募も奨励し、県のコンクールにおいても優秀な成績をおさめております。 次に、図書館の役割についてお答えいたします。学校における図書館の役割は、子供たちの知的活動を増進し、人間形成や情操を養う上で大変重要と考えられます。学習指導要領にも学校図書館を計画的に利用し、その機能の活用に努めるように明示されております。具体的には、1、児童、生徒が興味、関心のあるものを調べたり、話し合ったりできる場でありたい、2、児童、生徒が読書を楽しみ、読書の習慣やマナーを育てる場でありたい、3、教師が授業を計画する際の資料提供の場として活用されております。これからの情報化社会に生きていく子供たちが、みずから情報を求め、自分で調べ解決していく自己教育力を身につけるような場であるように願っております。 次に、蔵書の量と質の問題についてお答えいたします。平成5年度末蔵書保有数は、小学校が19万1,378冊、中学校が10万4,692冊、以上の冊です。これは学校図書館新基準に照らして、市全体では小学校で114%、中学校で106%の充足になっています。蔵書の質という御質問ですが、図書の内容につきましては各学校におきまして計画的に順次購入しております。また使用に耐えなくなった図書については廃棄するなどして、質の改善を図っておるところでございます。 施設につきましては市内全小中学校に図書館が設置されております。図書館での授業や自主学習も可能です。なお、小学校では余裕教室を低学年図書館と高学年図書館に分けて活用している学校もあり、発達に応じた利用ができるようになっております。 次に、図書新5カ年計画の対応についてでございます。平成5年度末現在の児童、生徒用図書の整備状況は、ただいま申し上げましたとおり、小学校では新基準に対しての充足率は114%です。中学校では新基準に対しての充足率は106%です。このように市全体として基準を満たしておりますが、旧基準では充足していても新しい基準に満たない学校が小学校5校、中学校3校ございます。新基準に満たない学校につきましては順次充足させていくよう整備に努めるところでございます。 次に、図書館に専門の司書を置いてはどうかというお話でございます。お答えいたします。学校図書館には市立図書館等の司書とは異なり、学校図書館法により教諭の資格を持ったいわゆる司書教諭を配置することになっておりますが、同法の附則第2項の規定により、当分の間配置しなくてもよいことになっております。しかし本市としましては県教育委員会に司書教諭の配置について要望しているところでありますが、まだ残念ながら実現しておりません。今後とも引き続き要望していく所存でございます。 次に、学校給食の残滓とその処理についてという御質問でございますが、お答えいたします。残滓の取り組みですが、残滓量の多い原因の一つとして子供の好き嫌いが挙げられます。このことにつきましては各学校の栄養士が給食だよりや毎日発行する一口メモで、自分の体によい食べ物をとらなければいけないということを教えたり、職員会議あるいは朝の打ち合わせで担任の給食指導のお願いをしたり、栄養指導面から残滓を少なくなるよう努力をしております。また献立を工夫したり、残滓調査の結果を次の献立に生かして内容の充実に努力しているところでございます。 次に、給食センターの残滓処理についてお答えいたします。平成6年度より養豚業者の残滓引き取りが中止になり、本年度は生ごみ処理業者に残滓の引き取りをお願いしております。生ごみ処理業者はコンポストを使って残滓を堆肥にして有効活用させているということでございます。 最後に、袖ケ浦4丁目の幼稚園の跡地についての御質問にお答えいたします。袖ケ浦4丁目幼稚園跡地につきましては、現在暫定利用といたしまして鴇田家住宅保存整備事業の関連で当該敷地を利用しております。今後の計画ですが、鴇田家移築事業の進捗状況を見ながら、当該幼稚園廃止に伴う国庫補助金の返還等、諸問題の解決を含め検討してまいりたいと考えております。 以上です。            〔教育長 平野久雄君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君の再質問を許します。 ◆8番(辰巳久美子君) それでは順次再質問をさせていただきます。 まず学校図書館のことでございますが、各学校におきまして貸し出し冊数は調べていらっしゃいますでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) ちょっとお答えする前に、貸し出し冊数ですか。1日ごとの、年間のですか。             〔「年間で」と呼ぶ者あり〕 ◎教育長(平野久雄君) 年間ですか。ちょっと今資料を用意させますので、その点につきましてはお待ち願いたいと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 先ほど蔵書は新基準を充足している、小学校が114%、中学が106%ということでございますが、いただいた資料を拝見させていただきますと、各学校におきまして廃棄数が非常に少ないという感じがするんです。廃棄してない中学は全部廃棄してないわけです。それから小学校におきましても廃棄の一番多いのが293冊、向山小で、あとは200冊、251冊、110冊、110冊という5カ所、5カ所の学校で5年度廃棄しているということで、あとは全然廃棄がないということになっております。廃棄をしないでおきますと、古い本がどんどんたまっていくということで、もちろん本の数は新基準を充足するというところまでいっちゃうと思います。それに各学校の生徒数が以前より大分減っておりますね。そうしますと、子供が減って本の数がふえると、その分やっぱり割合は多くなるということで、本当に本の質を考えた場合、この充足率で安心していていいのかどうか、ちょっと伺います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 今廃棄の問題が出ましたけれども、学校によっては非常に廃棄をしている学校と、廃棄をしないで、できればそれをもう一度復元して使用するというような方法もありますけれども、今言われましたように各学校で基準を設けて廃棄しておりますので、余りひどい本につきましてはやはり廃棄をしていただいて、新しい本を導入していかなきゃいけないんじゃないかと思います。ただ今申し上げたのは冊数だけですけれども、新基準に従いまして、冊数だけは一応満たしている学校が多いわけですが、いわゆる低学年、中学年、高学年という学年の発達に応じての冊数というものを考えてみたり、それから今出ませんでしたけれども、文学的図書ですね、これが圧倒的に多いわけでございます。科学的な図書ともう一方言いますけれども、この図書につきましては不十分なところもまだございますし、そういうものを一括してこの5カ年で整備してほしいというのが、やっぱり文部省の願いでもございますので、廃棄も含めまして十分内容も検討した上で図書館の整備を考えていきたいと、こういうふうに考えます。以上です。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 実際私が少し4校ほどですが学校の図書館を回って現実を見てまいりました。そうしますと、昭和43年刊行の小学生百科とか、それから37年前になりますから1957年刊行の児童百科、それから昭和40年発行の名作集というようなものがずらっと並んでいるわけなんです。そして童話なども背表紙がめくれ上がっているものとか、読めないような古い本がたくさんあるという、比較的古い学校ではそういう状態がたくさんあります。それに先生方に伺いますと、なかなか本を捨てるということに抵抗があって捨て切れなくて修理しながら使っているんですよというようなこともおっしゃっていました。そのお気持ちもよくわかりますけれども、古い本を幾らたくさん並べておいても子供たちはやはり、私が触るのもやっぱりちょっとちゅうちょするような感じなんです。それに古い本の中に新しい本が少しまじっていても、それはもう本当に目立たないし、何と言いますか、全部が古い本に見えちゃうわけです、朱に交われば赤くなるじゃないですけれども。そういうことで、やはり廃棄を思い切っていたしまして、新しい本を入れていくということをぜひやっていただきたいと思います。 それで、この購入金額でございますが、これは新5カ年計画の中では6年度は500億円、この計画に5年間でついているお金があるんですが、そのうちの90億円が交付されています。習志野は不幸にしてと言えばいいんですか、不交付団体になっておりまして、このお金は実際には入らないんですけれども、やはり基本財政需要額を積算するときに、やはりこの計画の中のお金を含んだ積算がされているわけで、この計画に沿った購入費のアップということが文部省から指導されていると思うんですが、5年度、6年度のこの予算の中にそういうことを加味して予算を組まれましたでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 習志野市では図書につきましては以前から児童、生徒の図書指導というのは非常に大事にされておりまして、先ほど申し上げましたように、廃棄処分しなきゃならない本もありますけれども、私は図書館としては割合充実している方だというふうに他市へ行ってみてわかるわけでございます。したがいまして、先ほど申し上げましたように、今の状況を5カ年でやはり学習のいわゆる活用するような、今まで文学だけを読んでいればいいという時代から、さっき先生がおっしゃいましたように、活用していく時代に変わってきておりますので、例えば事典の問題とか、それから科学的な面につきましてはいろいろ調査するものがございます、子供にとっては。例えば社会科におきましては武家時代を調べてみたいと。これ教科書においては非常に1枚か2枚のページで書きあらわされていますけれども、もっと詳しく調べなきゃいけないと、調べてみたいとか、そういうときには武家政治の本がなければこれは調べられないわけです。そういうわけで、やっぱり教科書に合った、教科書の中でまたそれを活用できるような図書をふやしていきたい。だから、やたらにうんと冊数をふやすのもこれ問題なんで、やはり整備されるということは、必要に応じてどういう図書が必要なのか、この辺もやっぱり探っていって学習と関係した上で図書館を整備していきたいと。したがいまして、その金額につきましては今までのような方法で5年間、図書の質を変えるような形になると思いますが、金額を要求していきたいというように考えております。今ここで幾らということはちょっと申し上げられませんけれども。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 図書の購入金額を見ましても、習志野市の場合はかなり基準を上回ってたくさんついているということがわかります。この点はかなり財政部、教育委員会御努力があった上でのことだと思って大変評価しておりますが、このお金をぜひ有効に使っていただきたいと思います。 蔵書の配分比率なども全国学校図書館協議会の比率によりますと、大体30%から40%低学年の本を入れるようにということ、それから十進法の分類法で10項目に分かれておりますが、その中で文学に偏らないで基準に従って、何と言いますか、利用の範囲を合わせてちゃんとやるということも入っておりますので、この辺も加味して見直しをお願いしたいと思います。やはりこの新5カ年計画に沿って各学校ごとに廃棄数とか図書の配分比率、購入冊数など各学校に応じた5カ年計画というのをそれぞれ立てていただきたいと思いますが、その件に関しましてはどのように思いますか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 各学校の状況がやはり違いますので、その図書館の実態に応じて、これからどういう方向で図書館を充実していったらいいかということを各学校にお願いをいたしまして、先ほど先生がおっしゃいますように、各学校ごとに図書館の経営を計画立てていただきたい、こういうふうに思っております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それから施設の状況なんですが、私が見てまいりましたところ、図書室というのが非常に離れた3階とか4階の端っこにある学校も結構ございまして、階段を上がったりおりたりしてやっと着くという感じなんですね。そうしますと、やはり低学年のお子さんなども、わざわざ自分の教室からうんと離れたところへ行ってというのはおっくうで、やっぱりなかなか行かないんじゃないかなという感じがするんです。事実閑散としているというところもあります。中には低学年の教室の間に図書室をつくって、低学年用の図書室を設けているという学校もございますが、結局利用されなければどんな立派な図書館つくっても意味がないことですので、場所というのもやはり検討していただきたいと思います。その学校の事情に応じてなかなか1階の目立つところに持ってくるというのは難しいかもしれませんが、子供たちの動線を考えまして、ぜひ施設は子供たちが入りやすい施設というのを考えていただきたいし、その施設の中も例えばじゅうたんを敷いたり薄べりを敷いたり、寝っころがって本を読めると、そういったような楽しい雰囲気、くつろいだ雰囲気、本に本当に心から楽しめる雰囲気を持った図書室をつくっていただきたいと思います。その点いかがでしょう。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 4階にあるというのは確かにございますが、学校の実情もいろいろあると思いますので、行ってまた聞いてみたいと思いますが、できるだけやはり利用しやすいところへ図書館を設置するというのは一つのやっぱり目標ですので、その辺についてはやはり確認をしたいと思います。 ただ、その図書を利用するために学級図書館というのを今みんな考えておりまして、1カ月間、長期ですけれども1カ月間ぐらい図書館から学級へ図書を借りてきて、その図書をみんなで読もうという、やっぱり課題本がありますから、学習に必要な本を借りてきまして、一々図書館に行かなくても使えるというような便宜さも図っておるところもございますので、そういうものをみんな勘案しまして、やっぱり図書館の位置というようなものも検討してみたいというふうに考えております。以上です。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) この文部省の検討の計画が出たことが一つのきっかけになりまして、ぜひ図書館の活性化ということにこれからも力を尽くしていただきたいと思います。 次に、学校司書の配置について伺います。学校司書といいますのは、そうですね、やはり図書館の資料それから施設、職員というのは図書館の三要素と言われているそうですが、これらのうちのどれ一つ欠けても図書館は成立しないということなんですね。その一つが欠けるということは、例えば教室と教科書と子供がいて先生がいないのと同じことだという、そういうとらえ方をする方もいらっしゃるわけです。私も全くそのとおりだと思うんです。学校図書館に司書がいないということは、本当にその図書館を十分に利用できないということですし、図書館によりましてはかぎがかけてあって、昼休みだけしかあけられない。とにかく先生がいないところで何か事故が起こったら困るということで、国語科の先生とか図書の担当の先生が、実際に図書の貸し出しとかできる時間、そこしか図書館があけられないというような今の状態なんですね。何としても図書館の司書をつけていただきたいと思うんですが、習志野市には司書教諭の免許を持った方が何人いらっしゃいますか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) その前に一つだけお断りしておきたいことがございます。今「司書」というふうにお話ございましたけれども、司書と司書教諭はちょっと違いますので、先生のおっしゃっているのは司書教諭のことではないかと思うんですが、(「ええ、そうです」と呼ぶ者あり)司書教諭の数でよろしゅうございますか。--司書教諭の数は13名でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それは小学校、中学校合わせてだと思うんですが、そうしますと小学校が今16校に中学校が7校ございますよね。そうしますと司書教諭が一人もいない学校というのも今の状態ではあるわけですね。やはりそういう状態の中では、司書教諭でなくても図書館ができないということはないと思いますが、やはり教育的な観点で各学年ごとの教育を、どういうカリキュラムというのを知っている方が司書としてつくのが一番ふさわしいことだと思うんです。県の返事を待っているという先ほどのお返事だったんですが、県の返事を待っているというのは、この前の平成3年ぐらいの議会の答弁でもそのように答えております。それから地区要望でやっぱり司書を置いてほしいという要望が上がっておりますが、その場合もやっぱり県に要望しているところでありますというお答えですし、それから読み聞かせのお母さん方がこの間出しました活動報告ですね、その中にも教室に出入りしているお母さん方にしてみても、やはり図書館に司書が欲しいという希望を出しておられますが、その要求を出して県からはどんなお返事をいただいているんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 その前に、もう一つだけお断りしておかなくちゃいけないことですが、司書教諭というのは毎年官報で公示になりまして、一般教員の中から8単位取りますと司書教諭の資格を与えられるわけです。ですから、この制度にも参加して司書教諭をふやすということを一方でやらなくちゃいけないんですね。さっき13人と言いましたけれども、各学校一人ずつこれはできるだけ官報の日程に従って、先生方も今大変ですけれども、夏休みを中心に8単位取れるようになっておりますので、照会して行っていただきたいというふうに私の方では考えているわけでございます。 そういうことを一方やりながら、県にお願いしているのは司書じゃなくて司書教諭を定数1ふやしてほしいということで希望しているわけでございます。これはもう5年前から毎回司書につきましては定数増ということでお願いをしております。県の方もまた国の方へ要望しているというようなことで、なかなかまだ実施されておりませんけれども、引き続いてやっぱり根気よくそういう司書教諭を育てると同時に、定数1名を増加するように努力していきたいというようには考えております。以上です。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) そうしますと、県からは何の回答もないということでしょうか。ちょっと伺います。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 県の方でも努力して国に要望するということで話が切れております。以上です。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 司書教諭なんですが、各学校で1人はやっぱり欲しいということで、8単位取ればいいということになってますが、この前先生方の一つの危惧といたしまして、司書教諭を取って図書館の役割がまた自分のところに回ってくると仕事がもっとふえるし、授業時間だって今までどおりの上に、なおのことたくさん仕事をしなくちゃいけなくなる、それじゃちょっとっていう戸惑いなどもあるんじゃないかと思うんです。司書教諭を取った先生方が図書館に少しでも長く専念できるように、授業単位を減らすとか専任の教師にするとか、そういうことはお考えになっておられますか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 今先生が御心配になっているようなことが起きるので定数をふやしてほしいと、そういう担任以外にそういう定数がありますと、非常に図書についても図書館の管理や何かもその先生にお願いできると。ただ子供を受け持ちながらやるということは大変でございますので、先ほどから申しているように定数をふやしてもらわなければ図書館は大変ですよということを申し上げているわけなんでございます。 でも、先生方も非常に図書について興味を持っている先生方多いわけでございまして、仕事が多くなるからというんじゃなくて、自分が将来やっぱり図書の資格を持っている、いわゆる図書教諭の資格を持っているということは、やはり子供たちに学習する上でも非常に役立ちますので、さっき申し上げたように、教科とそれから図書館の関係というようなことも、司書教諭を持ってますと非常にわかってまいりますので、教諭の指導の上においても役立ちますから、ただ仕事が多くなるんじゃなくて、できれば取っていただきたいというふうに私たちは願っている次第でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) ぜひ司書教諭をふやして、とにかく13名というのは余りにも少な過ぎると思います。ぜひふやしていただきたいし、県に対してももっと強力に司書教諭定数1をふやしてほしいということを要望していっていただきたいと思います。 ちなみに千葉県内の学校図書館の司書教諭というか、司書の配置状況というのを調べてみたんですが、市川市では小学校38校のうち市職、市単独の事業で司書を雇っていらっしゃるところが12名、それから読書指導員という形で30名、それから中学校では16校のうち読書指導員が16名、ですから各学校1名いらっしゃるわけです。それから船橋市では小学校55校のうち司書が16名、そのうち学級数の多い学校には事務職として2人市職として配置しております。それから浦安では小学校12校のうち6校に12名、中学校は6校のうち2校に4名、これは臨時ですので1日交代ということで倍の人数になっております。それから柏市は臨時の職員を各ブロックに分かれて6名配置しておりまして、そのブロック内の各学校を週のうち何日かずつ巡回しているという、そういう方法をとっております。市川、船橋、浦安、柏、これが千葉の状況です。 全国的には幾つかありますが、一番すごいのは岡山市で、これは30年前から全部の小、中学校に司書を配置しております。これは職員としての司書です。平成5年から3年計画で図書室にクーラーも入ることになっております。こうなると本当にうらやましいなと思うんです。クーラーの入った図書室に司書がいてくれれば、夏休みだってあけておけるということですし、司書がいるということで、子供たちは自由にいつでも図書室に出入りできるということ。それから先生方も図書のいろいろな参考資料を司書教諭の先生に相談しながらそろえることができるという。そして、そのほかもういっぱい司書がいるということでできることがたくさんあるわけなんです。図書室というのは各学年の壁を越えてみんなが出入りできるところですし、学校の教科とは全然関係のない、自分で、自己努力によって何と言いますか、いろいろなことを知識を得たり情操を豊かにしたりするということができるということで、ぜひ司書を入れていただきたいということ、これを強く要望しておきます。 それからもう一つ最後に、何とか習志野市にモデル校として1校だけでもいいですから、司書教諭を置くお考えはないかちょっと伺いたいんですが、これは市長さんにお伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 今先生の方からいろいろな御提言いただいて、聞かせていただいております。私どもここ3年間の間司書を一人でも多く採用しようということで努力をしてまいりまして、たしかことしも3名、去年も3名ぐらいふやしたんでしょうかね。そういうことで司書の役割の重要性というのを十分認識しながら、ひとつこれからしっかり対応していきたいと、このように考えております。その一環としてそういうケースもこれから考える余地はあろうと、こう考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) ぜひ早急に考えて実現させていただきたいと思います。 あと、市立の図書館と学校図書館との連携ということもこれから考えていただきたいと思うんです。と言いますのは、私が見て回っていた図書室の中で、子供たちが入ってきまして、調べ学習で日本の伝統の工業とか芸術について調べるように言われたといって本を探しにきたんです。子供たちだけでうろうろしているわけです。どこにどんな本があるかわからないし、私も一緒になってみたんですが、ああ、こういうときにやっぱり司書教諭がいて、ぱっと希望の本が出るといいなということと、それから市立の図書館と連携いたしまして、そういう授業のあるときにはそれに関連した本を学校に持ってきていただくとか、そういう今本がそろってないならないなりに、もっと市立の図書館を活用して、学校の図書館と連携づけることを考えていってもいいんではないかと思うわけです。それとパソコンが入りますので、それで市立の図書館、全部の学校の図書館オンラインネット化いたしまして、どこにどんな本があるかがすぐ検索できるような、そういう方法も考えていただきたいと思うんですが、そういう調べ学習のときの市立図書館との連携、そういうこととかどのようにお考えになっておりますか、ちょっと伺います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 先週になりますか、新習志野図書館の方に私お邪魔いたしましたのは、子供たちが非常にお世話になっておりまして、やはり先生おっしゃっているように、調べ学習の宿題が出たので本を探しているというような子供が、そうですね、20人ぐらいおりました。その中で子供たちが、高学年の子供がこの辺にあるよ、あの辺にあるよといろいろ言っていましたけれども、なかなかそれに合った本というのは見つけるのは大変な状況であることは確かなんですが、さっき申し上げましたように、市立の司書と司書教諭というのは違いますので、やはりその辺を市立の図書館とそれから学校は連携を保ってお互いに助け合わないといけないんではないかと。またある地域におきましてはもう既にやっておりまして、いろいろ本を貸していただいたり、それから休みに本をお借りしたり、そういう方向に行っておりますので、今後ますます連携を密にして図書利用をさせていただければよろしいんではないかというふうに考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 図書館のことで随分長いことお伺いいたしましたが、それだけ図書館を充実させていただきたいという気持ちのあらわれでございますので、ぜひその辺お酌み取りになって、これから充実させていただきたいと思います。 次に、学校給食の残滓のことでお伺いいたしますが、最近残滓の量はどういう状態なんでしょうか。ふえているんでしょうか、減っているんでしょうか、それとも横ばいなんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) この残滓につきましては献立によるわけでございますので、その献立によって非常に多くなったり少なくなったりということで、それから季節にもよるという、例えば牛乳なんかの場合は季節によるそうでございますが、今のところふえているのか減っているのかと言われましても、大体同じような傾向であるというふうにお答えした方がよろしいんではないかと思いますが。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 子供たちはやはり黙って食べさせられると残しちゃうけれども、先生が一言「体にいいんだよ」とか「おいしいよ」とか言って、先生自体がおいしそうに食べてみれば、じゃ食べてみようかなという感じになるわけですよね。ですから特に小さいお子さんなんかはそういう暗示にかかりやすいというか、そういう言い方はちょっとあれかもしれませんけれども、素直な気持ちを持っていますので、その指導の方法をぜひ工夫していただきたい。熱心でそういうことが上手な先生のクラスは残滓が少ないけれども、ぶすっとして黙って食べてるだけというクラスはどっと残滓が出るし、先生自体もやっぱり好き嫌いがあって残したりする。先生がやっているんだからいいやみたいになっちゃいますし、先生にとってもつらいところでしょうけれども、その辺先生の指導を徹底していただきたいと思うんです。残滓に出るものというのはどんなものが多いでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) ちょっとお待ちください。 滝沢部長の方に、資料ありませんので、お願いいたします。 ○議長(田久保久之君) 学校教育部長滝沢和彦君。 ◎学校教育部長(滝沢和彦君) 指示によりお答えいたします。 残滓の多いのは野菜、魚類が多い場合が多いようです。以上でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 野菜、魚というのはやはり今日本人が絶対食べなくちゃいけないといいますか、肉食が成人病のもとになるということがよく言われて、野菜、魚というのは本当に小さいときから日本人の健康食としてずうっと続いて、伝統食として続いてきたものですし、ぜひそれを食べられるように子供たちに献立の工夫とか指導をしていただきたいと思うんです。 次に、給食センターでは今残滓を堆肥化する方法がとられているということを聞いておりますが、これに対する調理員さんの負担ということはどのようにお考えになっていますか。 ○議長(田久保久之君) 学校給食センター所長小林義美君。 ◎学校給食センター所長(小林義美君) お答えいたします。 残滓処理につきまして、職員の負担が重くなるんじゃないかということの質問でございますけれども、職員に対しましては負担はかかってございません。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それでは、今のところスムーズに職員の方が堆肥化に協力してくだすっているということと理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 小林義美君。 ◎学校給食センター所長(小林義美君) お答えいたします。 残滓はまず学校から集められた食缶の中に残滓入っているわけです。それをネットにいれまして、それでプラットホームに置いておくと。それで業者が回収に来るという方法でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 給食センターの中にコンポストの大きいのが5つほど設置されておりますが、あれは別に臭いとかそういう苦情は周りからは出ませんですか。 ○議長(田久保久之君) 給食センター所長小林義美君。 ◎学校給食センター所長(小林義美君) 現在のところそういう周りからの苦情は出ておりません。それで私がやっぱりちょっと時々見回りますと、やっぱりにおいなんか余りしないようでございます。その人によって違うでしょうけれども、そういう状況でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それでは労働の過重とか、それから環境の問題とかいうのが余り影響がないということでしたら、私はこの肥料化には大変賛成いたします。 この肥料化した商品といいますかものはちゃんとリサイクルとして使われるルートはできているんでしょうか、そこのところをちょっと。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) 今給食センターの所長がお答えしましたように、肥料化されたものについては民間業者が市民農園の方々、それから近隣の農家の方々等に配っているようです。そういうことで今のところはそういう流れの中で順調にいっていると思います。ただ、これは量の問題がございますので、需要と供給の問題のバランスが今後課題かと思っております。 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 今は試行の段階というふうに聞いておりますので、肥料と残滓がうまくリサイクルしているんなら今の状態でいいと思います。これからも試行の段階が過ぎて本格的に操業するようになった場合、またいろんな問題が出てくるかと思いますが、その辺よくクリアしていただくようにお願いいたします。これは大変いいことだと思いますので、あと自校給食校とか保育所にも広げていただきたいと思うんですが、今現状はどのようになっておりますか。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) お答えします。 それで4月から習志野市の廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例が設置されましたので、これに基づきまして特に多量排出事業所に対してコンポストの指導等を行ってまいりたいと思います。なお学校等の公共施設につきましては現在、先ほど申し上げましたように給食センターそれから2つの小学校、これをモデル的に取り組んでいるところでございます。今後ともごみ減量に役立つということでありますれば、各企業に対しても指導を行ってまいりたいと、このように考えております。以上です。 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 大量にごみを出すところですね、市内の病院とか会社の社員食堂とか、そういうところにもぜひ広げていって生ごみの減量に努めていただきたいと思います。 次に、幼稚園跡地のことでお伺いいたします。幼稚園が袖ケ浦4丁目の幼稚園が休園になって何年ぐらいたっているんでしょうか。それから補助金の関係で返さなくてよくなるまであと何年ぐらいかかるのか、その辺のことを伺いたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えします。休園は62年の4月1日からでございますので、しかも補助金の返還の対象期間が60年ということになっております。そうしますと平成40年までかかるということです。以上です。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 平成40年までというと、何か気が遠くなるような長い期間なんですが、その間ずうっと年間の警備保障会社であそこを警備しているわけなんですよね。それはどれぐらいのお金がかかっておりますか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) この件につきましては教育総務部長の清宮部長にお願いします。 ○議長(田久保久之君) 教育総務部長清宮英之君。 ◎教育総務部長(清宮英之君) 指示によりお答えいたします。 約年間36万でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 国庫の補助金の返還額はどれぐらいになりますか。 ○議長(田久保久之君) 教育総務部長清宮英之君。 ◎教育総務部長(清宮英之君) 平成5年度末で約1,000万でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) そうしますと、このまま放置しておきますと平成40年まで延々と36万円ずつ払っていくということになると1,000万を、ちょっとまだちゃんと計算はしてないんですけれども、多分超えちゃうんじゃないかと思うんです。やはりあの状態は放置していくということはお金の面でも大変なむだ遣い、警備保障したって何も新しいものは生まれませんよね。そのままの状態を続けていくというだけなんですから。何も生まれないし、住宅地のそれこそど真ん中にああいう年々廃墟になっていく建物がいつまでもあるということは、決して環境としていいものではないと思うんです。それで、先ほどのお話だと鴇田家の資材置き場となっているので、その資材置き場が何年かかるかわからないからその後考えていきたいということですけれども、別に鴇田家の資材置き場が取っ払われた後に考えるということじゃなくて、今からやはり並行していずれ近いうちに鴇田家は向こうに移ることになると思いますので、並行してその跡地利用について考えて、真剣に考えていっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 検討させていただきます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 参考までにですが、4丁目町会ではあそこの隣が公園になっておりますね、公園と幼稚園の間の道路が大変今不法駐車が多いわけです、あそこ通る人がいないものですから。それも危ないので、あの道路を取り払って公園と幼稚園の跡地をつないで、あの地域も大変お年寄りの多い地域ですので、お年寄りが散歩したりベンチに腰かけたりちょっと一休みしたりできる、そういう木が茂った公園をつくってほしいという要望があると聞いております。その辺も加味いたしまして、用途変更をしてできるだけ早く地元の方の意見を尊重しながら、新しい利用計画を立てていただきたいと思います。これは要望にとどめておきます。 次に、雨水利用のことでお聞きいたします。雨水を集めていろんな方向に利用するということは、習志野市でもいろいろやられているようでございますが、東京の墨田区がこの点で非常に進んでおりまして、国技館は冷房とかトイレ、水の約7割がそこで使われているということ、それから区役所やほかの公共施設でも使われていて、それから防火用水として「路地尊」というもの、路地に天水桶を設置して、その水を庭にまいたりそれから防火用水として利用しているという、そういう使い方をしているところもあるようです。それから小金井市などによりますと、その水を土に返して地下水を豊かにしようという運動が大変現実化しておりまして、昭和63年度には建造物の新築、改築の際には雨水浸透升をつけるべきということは義務づけられているそうです。そうしますと、それまでわき水が小金井あたり結構多摩の丘陵地に近いところですので、わき水の豊富なところであるんですが、今まで枯れかかっていたわき水が平成3年の雨の少ない梅雨時にも枯れなかったという大きな効果が生まれているそうで、平成4年度には約1軒について2つか3つの浸透升を入れますと、1万基の浸透升が今入っているということです。こうなりますと、本当に雨水が地下水を豊かにするということを、本当にはっきりと実証しているということもあります。習志野の場合もこういう浸透升を義務づけるというようなこと、それから雨水を利用してこういうふうに家を改造して、雨水利用ができるんですよというようなこと、それを市民の皆さんにヒントとしてお与えするとか、そういうPRをやっていくという方向をお考えになっておりますでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 雨水の利用につきましては、降りました雨を洗浄水あるいは散水等で利用するという方向と、それからもう一つは、今おっしゃったように地下に還元していくという方法があろうかと思います。公共施設につきましては市長の方からお答えいたしましたように、従来から研究はしておりますし、これからの公共施設の建設に当たりましてはどう反映できるのか検討してまいりたいと思います。 一般家庭の対応につきましては、やはり下水道維持の観点から、できるだけ浸水対策として地下に還元していくという方法があろうかと思いますので、そこらについては先進地を視察いたしまして、どういう方法でやっているのか研究してまいりたいと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) まだ研究の段階、もう実用の段階に入っていてもいいんじゃないかなって思うんですが、やっぱりちょっと習志野その点で出おくれているかなという感じがします。早急に今いろんな雨水利用の本とか、ちょうど今ブームといいますか、皆さんあちこちで雨水の利用ということを言っておりますので、ぜひ早急に研究いたしまして、実施の段階にもっていっていただきたいと思います。これからはやはり雨水というのはもう捨て去るものではなくてためていくもの、やはり都会の中に無数のミニダムといいますか、雨水タンクをつくって山の上流のダム建設を控えていくべきではないか、そういう考えが環境に優しいといいますか、資源を大切にするという観点から必要だと思うんです。ですから、ぜひ習志野市におきましても川がなくてコンクリートで覆われた町でございますので、できるだけ雨水を利用するということを真剣に考えていただきたいと思います。要望にとどめておきますので、よろしくお願いいたします。 最後に、袖ケ浦6丁目の跡地のことでお聞きいたしますが、現在あの用地のうちどれくらい売るつもりで、それから袖ケ浦6丁目として利用できる面積はどれくらいなのか話していただけますでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 財政部長染谷秀丈君。 ◎財政部長(染谷秀丈君) お答えいたします。 先ほども市長答弁の中にありましたように、今検討中でございますので確定的なことというのは出ておりませんけれども、あの面積といたしましては総体約3ヘクタールございます。それは今津田沼浄化センターに移転しておりますけれども、休止している、廃止いたしました浄化センターも含めましての面積でございます。あそこには将来的にもポンプ場といいますか、旧袖ケ浦地域の汚水を津田沼浄化センターの方に転送するためのポンプ場というのが将来的にも必要になるわけでございます。その他ガス施設等についてもどのくらい、今後どうなるかについても今後検討しなきゃならないわけでございますが、ですから、今言いました総体の3ヘクタールのうち、そういった施設としてどのくらいの程度のものを残す必要があるかということが、今後検討の中身になるわけでございますが、それが3,000平米になるのか5,000平米になるのか、その辺のことはまだこれからの問題でございますが、面積という感じでは今言ったような感触で御理解いただければというふうに思います。 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) では、検討中だから今は話せないという、端的に言えばそういうことになりますですか。 ○議長(田久保久之君) 財政部長染谷秀丈君。 ◎財政部長(染谷秀丈君) 話せないということではなくて、決まっておりませんのでそういったことがまだ言えないということでございます。御理解いただきたいと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) あそこの場所は皆さんよく御存じだと思うんですが、汚水処理場がありましたときに、特に北西からの風が吹きますと、冬場物すごいにおいだったんですね。その後においを消すいろんな工夫、仕掛けをつけていただきまして、幾らかにおいが薄くなってはいたんですが、それでもやはりすごいにおいだったんです。そういう中で長年6丁目の方たちは耐えてきたわけです。あそこに汚水処理場があるのをわかっていて来たんだからしようがないじゃないかと言われればそれまでかもしれませんけれども、毎日の生活の中でそれは大変な何といいますか、デメリットを請け負わされたわけなんです。それにバキュームカー、すごい大きな大型のバキュームカーがどんどん出入りしまして地響きがする、家の中にいても地響きがするぐらい、やはり住宅街ですから狭い道でとても怖い思いをしたことも何度かあるわけです。そういうわけで、あそこは迷惑施設としまして6丁目の皆さんに大変大きな負担を強いてきたところなんです。ですから、何としても地元の意向を含んだ利用計画をできるだけ早くつくっていただきたいと思うんですが、その辺のところはどのように御理解なさっていらっしゃいますか。 ○議長(田久保久之君) 財政部長染谷秀丈君。 ◎財政部長(染谷秀丈君) 今後どうするかということで、ある程度スケジュール的な面をお聞きになっているかと思うんですが、今検討委員会の中の専門部会というところでその諸問題、先ほども触れましたように都市計画の手続だとか緑のマスタープランだとか、あるいは既設施設の取り壊しの状況をどうするとか、いろいろの問題がたくさんあるわけでございますけれども、そういった問題についてどう整理するかについて今やっておるところでございます。その目標といたしまして、今年度いっぱいぐらいにそういった部分についてどう整理するかについて結論を出すということを目標に、今検討させていただいているということでございます。
    ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それの大体のアウトラインができ上がるのはいつごろになりますか。 ○議長(田久保久之君) 財政部長染谷秀丈君。 ◎財政部長(染谷秀丈君) アウトラインといいますか、アウトラインというか私どもはこの土地については処分という形で計画をしておるわけでございまして、処分に当たって何を整理する必要があるかということを検討させていただいていることでありまして、先生のおっしゃるアウトラインというのはどういう意味合いを示すのかわかりませんが、私ども今検討委員会で今年度中に整理をしたいといっているのは、処分するに当たってどういう問題点をどう処理するかということについて整理をしたいと、こういうことを申し上げているわけでございます。 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それでは、6丁目の住民の使用に供するエリアといいますか、そういうものはどのくらいかということは、今の段階ではまだ検討していないということなんですか。 ○議長(田久保久之君) 財政部長染谷秀丈君。 ◎財政部長(染谷秀丈君) 具体的にどれだけのものを、どれだけの面積をということはまだこれからだということですが、地元のいわゆる利用といいますか、そういったものの性質的なものにつきましては、どんなものをどの程度必要なのかという部分は検討の範囲の中で進めさせていただいているということでございます。 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) 地元の人にとっては自分たちがどの程度あそこが利用できるのか、それがわからないとどういう施設をつくっていいかというのが、なかなか見えてこないんです。今のところ地元としてはやはり集会所が小さくなっておりますので、もう少し広い高齢者の方がたくさんふえますので、これから、そういうお年寄りがみんな入れるような広いコミュニティーみたいな集会所のような、そういう形のものが欲しいということ、それからやはり多目的な広場、いろんなことに使える、グラウンドゴルフだとか、何といいますか、ゲートボールだとかドッジボールだとかいろんなことができる、ゲートボール場は近隣公園にありますけれども、そういう多目的広場が欲しいというような、そういう要求がやはり最大公約数的には、いろんな個々にはいろんな要求ありますけれども、があるんではないかと私は皆さんの意見を聞いていて推測しておるんでございますが、そういうことになりますと、どの程度もらえるのかなということが最大の関心事なんです。ですからいつごろそれが、あらあらでいいんですが、わかるか知りたいなというのがあるんですが、どうでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。検討中であるという財政部長の答弁に対して、平行線のような形をとっておりますので、最終的に市長から一言お願いいたします。 ◎市長(荒木勇君) 財政部長が今いろいろの検討しているという、その中の一つに住民への説明方合意形成、これが大きな、になっておるんです。したがいまして、私たちが今考えておるのは、やはり地元住民の皆さんのコンセンサスを得る、合意を得るということが大きな問題であるということを十分理解をしながら、その段階でお話し合いをさせていただきたいということでございますので、それまでどういう案で臨むのか、まだそこら辺までは全然まだ進んでおりません。合意形成を図るにはどういうふうな条件を行政として、あそこ処分するというので、全部地元の方々利用されるということを処分する意味がないんです、全然ない。そこら辺の接点で行政もこの目的が達成をでき、秋津の医療センターですか、医療を中心とした本当の福祉施設をつくる、そういう中にその財源を投入する、そういうメリットのために処分するわけですから、そうでないとあそこに老人ホーム等つくればいいわけでございますので、いろいろな角度から財政的なものと、地域の皆さん方と、そして新しく目指している福祉の総合拠点とを3つをはかりにかけながら、地元の皆さん方に御理解をちょうだいしたい。その御理解をちょうだいする基本的な案は今日ここにはまだできていない。来年の3月までにその間そこら辺の基本的案が検討委員会で検討されでき上がると、こういうことで御理解をいただきたいと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) それではちょっと質問をかえまして、東習志野8丁目の処理場跡地、これは何平米あって、そのうちお売りになった面積、それから公園、多目的広場として使った面積、それぞれ教えていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(田久保久之君) 企画政策部長篠原潔君。 ◎企画政策部長(篠原潔君) 若干時間をいただきたいと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) あそこの面積の大体全体の6割ぐらいが公園、多目的広場として使われたということを伺っております。やはりあれも清掃工場の跡地ということで迷惑施設だったわけですよね。そのうちの6割近くが住民のために使われたということになっております。あそこの袖ケ浦6丁目の汚水処理場跡地も、やはり迷惑施設ということでは清掃工場跡地と共通のところがあると思うんですね。やはり住民の要求だって、東習志野8丁目が6割も住民のために使わせてくれたのに、袖ケ浦6丁目はどれぐらい使わせてくれるんだろうということが持ち上がってくると思うんですが、その辺も加味して考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。               〔私語する者あり〕 ○議長(田久保久之君) お静かに願います。 最終的にどなたが答弁なさいますか。               〔私語する者あり〕 ○議長(田久保久之君) とにかく通告にあるのは6丁目ということで通告がありますので、他の場所まで引き合いに出してすることはお控えください。 最後に市長の答弁をいただきます。 ◎市長(荒木勇君) 今資料をいろいろやっておるんですけれども、東習8丁目の経緯もそれぞれあると思います、どういう理由でどういうふうになったかね。そういうことも全然考慮しないでというわけではならないと思います。いろいろな総合的判断の中で住民の皆さん方にどういう御理解をちょうだいするか。他と比較して6割だから6割というようなことで、そういうようなことになるのかどうなのか、そこら辺を含めて考えていかなきゃなりませんけれども、今率直な意見といたしまして、いろいろな東習8丁目と事情違うでしょうけれども、6割近い地所を市民の皆さんに全部開放するということであれば、あそこを処分するメリットは何一つないと、これははっきりしているんじゃないかと思います。そういうことであればやれないと。ですから、今度新しい福祉の拠点づくりのために英知を絞って、どれが一番、どこら辺で納得してもらうかということだろうと思いますので、決して8丁目の例を全然あれとすべて違うとは申し上げませんけれども、今大体のアウトライン申し上げましたけれども、そういう御理解の中でひとついていただきたいし、私どももことしの3月までにそういうようなものも詰めて、地元の皆さんに御理解をいただく努力をしていかなきゃならないと、こういうように思っているところでございます。 ○議長(田久保久之君) 8番辰巳久美子君。 ◆8番(辰巳久美子君) やはり市民に公平にという立場から考えますと、6割もしたら開放するメリットは何一つないということでございますし、その辺のことも含めまして地元の人たちとよく話し合って、早い時期に合意を取りつけて計画を進めていただきたい、そのように思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 以上で私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(田久保久之君) よろしゅうございますね。 これより同一会派の関連質問を許します。関連質問ありませんか。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 平成4年の9月議会でやはり雨水利用について質問しておりますので、そのときの答弁を踏まえて何点か質問させていただきます。 初めに市長にお伺いしたいんですが、墨田区における雨水利用について市長は詳しく知らない、今後の研究課題にしたいということで、墨田区の資料をお渡ししましたね。それを読まれた結果、習志野市の水資源を確保するためにどのような施策が必要だというふうにお考えだったんでしょう。 ○議長(田久保久之君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) そういうことも含めまして、私ども職員がいろいろにそういう講習会、勉強会に出させた、そういうことをやらせていただいておりますし、私自身これは、詳しくは読みませんでしたけれども、目を通させていただきましたけれども、やっぱり墨田区は下水その他すべてが全部整っておりまして、その次の段階をどうするかの、都市の基盤そのものが全然違う。習志野が今問われているのは、まだまだ二、三日、1週間ぐらいの前でも床上浸水する習志野の現状である。そういう中で雨水も大切です。これやらなきゃいけませんけれども、まず我々は現状の都市基盤、基本的な都市基盤の整備にもうちょっとしっかり力を入れた上で、雨水の問題をあわせてこれからの将来に向けて考えなきゃならんなというのが私の率直な感想でございます。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君の再質問を許します。 ◆7番(渡辺久江君) 市長が各担当の方にいろいろ勉強会や何かに参加させているというふうにおっしゃったんですけれども、前回の答弁では、個人の新築の住宅の場合に浸透升とか浸透管、あと駐車場に浸透舗装を指導したい。しかし強制力はないので今後研究、検討したいというふうに答弁されているんです。そのときに松戸市の例や船橋市の例はお示しいたしました。でも残念ですけれども、今回の部長答弁は先進市を視察して、これからというふうにおっしゃったんですけれども、この2年間は何だったんでしょう。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 基本的には大変対策がおくれているということになりますけれども、一つにはそういう施策をやっていくためには助成金であるとか、補助であるとか、こういうことを考えていかないと広がっていかないという要件もございますので、そういう助成策等についてもまだまだ研究しなくてはいけないという段階でございます。で、窓口で全くやってないということじゃなくて、家屋の新築に当たりまして御相談があったときには、そういう雨水の利用の仕方があるというようなことはPRはしております。具体的にそういう制度として取り上げているということではございませんので、それらについては今後の課題であるということでございます。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) そういうことですと、雨水を地下に戻すためにどういう施策がありますよというのは、そういう浸透升とか浸透管があるということわかりました。ですけれども、実際にどのぐらいの雨水が地下に浸透させたということ、本当は2年たっていますので今回は数字をお聞きできるんじゃないかと思ったんです。小金井市では何ですか、1万基という数字が出ていますよね。今回の異常渇水で市民の皆さんに節水のお願いをしたりしているわけです。そういうときに地下水を利用している習志野市なんですけれども、水源がダムの場合には水源地に雨が降ればすぐに水道水として使えるんですけれども、地下水は雨水が地下水になるまでに数十日とか数十年とかって言われているでしょう。だから今すぐに手を打たないと、もう子孫に水資源を残せないんじゃないかと思うんです。習志野市は水をためる努力だとか、水を地下に戻すとか、水を使わない努力というのはしているんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 地下水の利用につきましては地盤沈下の問題から、市内は井戸の掘削が禁止されております。そういうことで私がお答えしていいかどうかわかりませんけれども、企業局のガスの掘削等に当たりましては、かん水をして地下へ戻しているというようなことが行われております。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 習志野市に公用車が200台以上ありますよね。節水のお願いで市民は自家用車の洗車や何か控えていたと思うんです。200台もあるというこの公用車はあれですか、水道水を使わないで洗車されたんですか、それとも水道水使ったんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 総務部長服部驍君。 ◎総務部長(服部驍君) 車両の全体的な総括は総務部でございますけれども、日常の車両の使用、管理につきましては各部署それぞれまたがっておりますので、使ったところもあるかと思いますし、あるいはそのほかの方法考慮したところもあると思います。ちょっと私具体的にはその辺の集計した資料を持っておりませんけれども、それぞれの部署でやはりこういった渇水の中での工夫はしているだろうというふうに考えております。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) いろんな方法で洗車をしたんでしょうっておっしゃるんですけれども、大体こちら中水道がありませんので、大体上水道使ったんじゃないかと思います。樹木散水用や洗車用の水は雨水で十分対応できると思うんです。それでトイレ用水の場合には建物ができちゃった後に二重の配管するとお金がかかったりするんですけれども、普通のそういう散水用の雨水は雨どいからとることができるんです。ですからリサイクルプラザで雨水を利用するということにお話伺ったんですけれども、せめて公用車の洗車用の雨水利用は考えていただけませんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 総務部長服部驍君。 ◎総務部長(服部驍君) 御提案として受けとめて検討してまいりたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) とりあえずの提案は一つだけですけれども、前向きに検討していただくことをお願いします。 ○議長(田久保久之君) よろしゅうございますね。 以上で8番辰巳久美子君の質問を終わります。 次に、32番馬場信韶君の質問を許します。登壇を願います。            〔32番 馬場信韶君 登壇〕 ◆32番(馬場信韶君) 私は日本共産党を代表して一般質問を行います。 自民、社会、新党さきがけの与党3党は12日、防衛、外務、内閣の合同調整会議でルワンダ難民支援を口実にした自衛隊派遣計画を決定し、軽機関銃を装甲車タイプの指揮通信車に搭載したものを持ち込むことまで決めました。翌日村山内閣のもとで閣議決定までされたのであります。これに先立って社会党の岩垂寿喜男衆議院議員を団長とする与党調査団は、自衛隊部隊の派遣を速やかに実施すべきとの報告書を村山内閣に提出し、社会党が憲法の平和原則を踏みにじる自衛隊の海外派兵の道を一層拡大する先兵の役割を果たそうとしているのであります。同調査団の報告でも、医療チームなどをキャンプに送迎する場合には警備をつけなければならないし、医療地区周辺を軍の車でパトロールするというフランス軍司令官の証言まで報告書の中では紹介をしております。これはPKO平和協力法の平和5原則の一つである停戦合意条項に明らかに抵触するものであります。 社会党は従来主張していた自衛隊とは別組織での国際貢献という政策をすっかり投げ捨てました。自衛隊の海外派兵を自己目的としたこのPKOの無原則的拡大、この先導役を現在果たそうとしているのであります。社会党は2年前のPKO法案の審議で、これは憲法改悪にも等しいと言って牛歩戦術で闘い国民に訴えました。その上さらに平和の危機を強調して議員総辞職戦術までとって反対してきたのであります。 そして、この立場を昨年7月の総選挙で公約に掲げました。今回のルワンダへの自衛隊派遣決定は、まさに社会党のこれまでの立場を説明もなく投げ捨て、自民党政治の全面的な執行者になり、国民に対する信義を裏切る重大な背信行為であります。社会党のこの変節に対する反発と批判は真面目な国民はもとより、良心的な社会党員や支持者の間にも現在広がっております。日本共産党はこれらの人々を含め、より広範な新しい共同の輪をつくり、憲法を守り平和と民主主義の旗を掲げて、自民党政治の古い枠組みを打破し、政治革新のために闘いを前進させる決意であります。 本定例会での一般質問の第1は、国民健康保険事業についてであります。医療保険審議会国民健康保険部会は6月22日、これまでの検討内容の中間まとめ、これを発表しました。これは臨調行革による医療保険の一元化改悪に向けて、医療保険の中では最も財政基盤の弱い国保の条件を整えるために、1984年から数次にわたる改悪を行ってきました。この中間まとめはこの改悪の最後の仕上げになるという位置づけであります。したがって、国民にとって一層の改悪であることは言うまでもありません。 その内容の第1は、低所得者対策の名のもとに公費の重点的投入を国保全体にではなく、低所得者対策部分に限定しようとしているのであります。そのため中堅所得者の負担を一層重くするだけでなく、地方自治体分の負担は現在の部分負担から本格的負担の導入を図ろうというものであります。 第2は、国保加入者の負担の公平化を口実にして、国民健康保険料の平準化を図るというものであります。具体的には国民健康保険税または料の応益、応能の割合を、現在30対70と国は定めておりますが、これを50対50にするもので、これによって低所得者の負担を一層重くするものであります。 内容の第3番目は、保険料が高くなる原因は医療費の増高にあるとして、国民の受診抑制と診療制限をさまざまな形で強めることにあります。 これらの方針は1984年から続いてきた医療に対する国の財政負担をなくし、憲法第25条、国民健康保険法第1条に定める責任を全く放棄するものではないでしょうか。そして国民健康保険加入者の負担、地方自治体の負担を増額させ、国民を医療からますます遠ざけてしまうのではないでしょうか。私はこの中間まとめに対する市長の見解を伺うものであります。そして、あわせて本市の国民健康保険事業の実態とその問題点、その打開の方向について市長の答弁を求めるものであります。 第2は、デイ・サービスセンターについてであります。この施設は4月にオープンし、その運営は本市で初めて民間に委託し、社会福祉法人玲光苑が現在運営に当たっております。利用状況は1日13名から18名のお年寄りが通所しております。全体の利用登録数は82名に達しているという状況であります。市民はこの福祉施設の民間委託でサービスは低下しないのかと、これが大変大きな心配であり不安でありました。公設の施設であるから市の直営で運営してほしいという請願も3月定例議会に出されました。これに対して市長は、民間の持っている専門的技術及び知識等ノウハウを活用し、より充実したサービスを提供することができると民間委託をする根拠を説明しました。この間の東部デイ・サービスの運営がこの方向で行われてきたのかどうか、市民からの意見をどのように聞いているのか、そしてまた改善点があればどのように改善しようとしているのか、市長に伺うものであります。 第3は、大型店の進出についてであります。東習7丁目にことし11月にイトーヨーカ堂の開店が予定されております。これは郊外型の百貨店として車による集客で営業しようというものであります。11月の開店を前にして実籾商店街など周辺商店街はその影響に大変大きな不安を持っております。いかなる対策を持っているのか市長に答弁を求めるものであります。 車による集客を図るため、駐車場も極めて大規模なものであります。保有台数1,102台としておりますが、これはイトーヨーカ堂の津田沼店が736台でありますから、津田沼店の約1.5倍の駐車場保有台数であります。周辺の交通対策も心配されますが、この交通対策もあわせて市長に伺うものであります。 第4は、教育問題について伺います。ことしの夏は異常な暑さで、学校運営もこれまでにない苦労がありました。現在でも西日本の一部はいまだに学校給食は水不足のため簡易なものになり、短縮授業など特別な対策が続いております。本市ではプレハブ校舎を持っている学校、これは特に苦労がありました。三中と谷津南小であります。三中のプレハブは1,300平方メートルの特別教室、金工室、木工室であります。これは昭和46年に建設されているまさにプレハブの悪名そのものの建物であります。谷津南小学校のプレハブは平成2年の建設でありますが、一応断熱材は使われております。しかし校長先生のお話では、本校舎が気温30度のときプレハブは32度から3度、30度を超えた1度、2度というのはこれ大変こたえるわけで、とても耐えられず、1学期末の授業は東校舎の第2音楽室、オープン教室、図書室に移動して授業を行ったということでありました。教育環境を整備するに当たり、このプレハブ教室の解消、これは過去の問題であると思っておりましたが、依然としてこのような苦労が学校に絶えないことは、この苦労を解消するために私は最優先で取り組むべきだと思いますが、教育長の見解を伺うものであります。 暑さ対策として私は昨年の9月、昨年の12月の議会でせめて保健室の冷房化について質問いたしました。教育長は平成6年度は3校で取り組むと答弁しておりますが、今年度どのように取り組んでいくのか、さらに事務室や職員室の冷房化、これも切実な要求になっておりますが、これにどのように取り組むのかもあわせて伺うものであります。 免許外教科担任教師、この問題は依然として教育条件を整備する教育行政の重大な問題であります。今年度の免許外教科担任は本市で35件あります。昨年とほぼ同じ状態であります。解決されておりません。今年度は千葉県でもこのための予算化をし、50人の非常勤講師を配置するため県単独事業として2,160万円を計上し、現在その執行が行われております。これ途中から国庫補助金もついたようでありますが、いずれにしても、これによって1,760件の免許外教科担任教師のうち、50件は解消するというものであります。本市もこの免許外教科担当教諭の問題をどのように解決するのか、その対策を教育長に伺うものであります。 第5番目の質問は京成実籾駅舎の改築についてであります。本定例会に提出された補正予算には、2カ年継続費として実籾駅舎改築に当たって1億3,000万の予算化が行われております。そして駅舎の橋上化に向けた工事が始まっているところであります。1991年の6月定例会で私はこの問題を本議会で取り上げました。それは私どもが行った安全で便利な実籾駅にするために、このアンケートを駅頭で取りましたところ、実籾駅利用者にとって最も切実で一番多い要求は、危険な踏切を渡らずに上り下りのホームに行ける橋上駅舎化でありました。私たちはこの要求を市長に提出をすると同時に、3回にわたる京成本社との交渉、運輸省との交渉を行いました。市長の京成との定期協議の設定と相まって、橋上駅舎化の工事の着工となったものであります。ここまでの御努力いただいた関係者の方々に感謝申し上げるとともに、この始まっている実籾駅舎橋上化工事の工事日程について市民に明らかにされるよう伺うものであります。 実籾駅が橋上駅舎化になったとしても、踏切そのものの危険性は依然として残ります。私はこの機会に踏切そのものの危険性を少なくするため、駅舎改築関連の工事の中で、踏切そのものを大久保駅方向に拡幅すべきだと思いますが、市長の見解を伺うものであります。 最後に、実籾団地の下水と習志野市への道路認定、道路移管について伺います。1991年から始まる浜田川雨水幹線の工事に当たり、資材の搬入路は実籾団地内道路以外に周辺では使用ができませんでした。そのために住民との話し合いが持たれ、その中で公共下水の面整備と団地内道路の市道認定及び市道移管が、団地住民と土木部との合意事項になった経緯があります。ところが実際にその計画がまだ不明確になっている状況であります。今後住民との合意をどのように進めていくのか伺いまして、第1回の質問といたします。            〔32番 馬場信韶君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) この際、答弁を保留して暫時休憩いたします。              午前11時53分休憩  -----------------------------------              午後1時0分再開 ○議長(田久保久之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中答弁を保留した32番馬場信韶君の質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) では馬場議員の一般質問にお答えいたします。 最初に、国民健康保険について答弁申し上げます。国民健康保険料は基本的にはその年の医療費の動向に応じて決定されます。国民健康保険料の算定に当たっては応能割と応益割により決定され、この応能、応益の標準割合は国においては受益者負担の原則から50対50となっております。本市においては公平な負担割合の観点から昭和63年度より3年間をめどに段階的に応能、応益の割合を逐次改正し、最終的にこの負担割合が75対25となっております。 本市の国保の実態は、退職被保険者及び老人被保険者等の高年齢者層の増加と若年被保険者の減少傾向が顕著に見られ、このことに伴い医療費は年々増加傾向をたどっております。ちなみに本市の退職被保険者及び老人被保険者の推移は平成3年度8,642人、4年度9,034人、5年度9,598人となっており、平成3年度と比較いたしますと11.1%の増となっております。 また、1人当たりの医療費は平成3年度20万1,013円に対し、平成5年度決算では22万6,821円と12.8%の増となっております。前段で申し上げましたように、保険料は医療費の多寡により負担していただくものであり、平成6年度の保険料を決定するに当たり、賦課総額相当の料率を算定いたしましたところ、所得割は12.0%、平等割、均等割ともに2万1,000円との試算結果となりました。そこで被保険者の保険料の軽減を図るため基金、繰越金等を保険料に充当いたしまして、最終的に所得割10.7%、平等割、均等割ともに昨年と同様の1万9,800円と決定したところであります。このことにより基金の平成6年度末の保有見込み額は1億6,031万8,065円となり、国保事業の運営は今後ますます厳しい状況にあります。国保事業がより充実したものになるよう、従前から全国市長会及び国保連合会を通じまして、国庫負担の適正措置を講ずるよう要望してまいりましたが、今後とも的確な機会をとらえまして要望を重ねてまいりたいと思います。 いずれにいたしましても、国保事業は難しい局面を迎えているのは事実でございます。そういう中で国もいろいろと対策を講じ苦慮している状況のようでございますが、ちなみに昭和59年から平成5年度までの経緯から、平成5年度の習志野の状況をちょっと見てまいりますと、大まかな数字で3億2,000万円程度の補助金というんでしょうが、削減されたという結果になっておるところでございます。 今回の改正の動向等についても馬場議員からの御指摘がありましたけれども、この動向の中のまとめにちょっと書いてありますけれども、改正に向けての国と地方の役割、被保険者の役割、こういうものを抜本的に考え直す時期が到来をしている。この制度のあり方、根本にさかのぼって国、市、そして被保険者等々による大きいコンセンサスが必要な時期に来ていると、そういうふうに私は認識しているところでございます。 次に、デイ・サービス事業について答弁を申し上げます。本市のデイ・サービス事業は平成元年6月に白鷺園デイ・サービスセンターを開設し、本年4月からは東部デイ・サービスセンターを開設し、白鷺園デイ・サービスセンターとあわせまして2カ所のデイ・サービスセンターで事業を実施しております。平成6年8月末現在で白鷺園デイ・サービスセンターは73名、東部デイ・サービスセンターは82名の合わせて155名が通所しております。基本的には2施設ともB型デイ・サービスセンターですので、1日当たりの通所者数は1施設当たりおおむね15名で1週当たり75名となっており、2施設を合わせますと標準通所者数150名を若干上回っております。 事業内容といたしましては、B型デイ・サービスセンターの基本事業であります生活指導、日常動作訓練、養護家族介護者教室、健康チェック、送迎と通所事業である入浴サービス、給食サービスを2施設とも実施しております。また東部デイ・サービスセンターでは特殊浴槽を活用いたしまして、デイ・サービス事業の対象とならない寝たきりの高齢者等に対して、1日2名を目標に入浴サービスを実施しており、現在15名の寝たきり高齢者等が月2回寝台車による送迎で入浴サービスを受けております。さらに2施設は共同で家族介護者教室を開催したり、行事を開催するなど連携を図っております。 次に、事業委託に問題はないか、あればその解決策はとの御質問でございます。東部デイ・サービスセンターは社会福祉法人にその運営を委託しておりますが、社会福祉法人の持つ経験と施設の整備を十分に活用した運営が実施されております。具体的に申し上げますと、東部デイ・サービスセンターでは通所者82名のうち特別養護老人ホーム入所判定基準に該当する者が61名と、通所者の約74%が重度の介護を必要としており、さらに痴呆症状のある通所者も38名と多く、国基準の1日当たりの通所者のうち特別養護老人ホーム入所基準に該当する者約5名、1週当たり約25名を大幅に上回っているところでございます。このように重度の介護を必要とする高齢者を積極的に受け入れ、安全かつ適切な処遇を行っておるところでございます。利用している市民からの苦情等もございませんので、処遇面、運営面ともに特に問題はないと認識をしておるところでございます。 次に、大型店舗の進出についてという御質問でございます。東習志野7丁目に進出する大型店サンウェルショッピングプラザにつきましては、平成3年7月31日に本市に対し出店が表明され、以来大店法に基づく近隣市等の協議10回でございます、並びに地元説明会7回を実施する中で、地元意見集約会議、これも2回行っております、地元合意のもとに出店が決定し、本年11月末に開店する予定になっております。建物規模といたしましては地下1階地上4階建て、延べ床面積が2万7,862平方メートルで、うち店舗面積は1万6,389平方メートル、内訳をちょっと申し上げますと、イトーヨーカ堂1万1,900平方メートル、テナント部分2,472平方メートル、共用部分2,017平方メートルとなっております。また出店内容につきましては各テナントでありますイトーヨーカ堂を初めとする22店舗で、取り扱い品目といたしましては小売百貨、レコード、婦人服、宝石、眼鏡、カメラ、書籍等が予定されております。 また、出店に際しての地元への影響につきましては、大店法によると3キロメートルの範囲が想定され、船橋市三山地区商店街、八千代市八千代台地区商店街のほか、本市では大久保商店街と実籾地区の4商店街の影響が考えられます。特に実籾地区の商店街につきましては、大型店舗の共存共栄を図りながら活性化を図ることが重要であることから、サンウェルショッピングプラザの核テナントであるイトーヨーカ堂に対しまして、地元商店街への加入を勧めるほか、商店街組織の強化を図るため、千葉県中小企業団体中央会の協力を得て、今年度より実籾地区4商店会で来年4月の法人組合設立に向けて勉強会を進めております。本市といたしましては今後さらに県、市の補助制度及び融資制度を活用しながら、商店街活性化の支援を図ってまいります。 次に、大型店の進出に伴う環境対策について答弁を申し上げます。環境対策についてはイトーヨーカ堂の開設時期については平成6年11月を予定していると聞いております。自動車の混雑、渋滞を緩和するため駐車場、駐車台数1,102台収容の駐車場を設置し、駐車場の出入り口につきましては市道00-013号線と00-015号線の両方向に設けてあります。また駐車場までの敷地内通路を約300メートル取り入れ、敷地内に車の引き込みができるよう計画してありますので、通路に渋滞を起こさないよう配慮した設計となっております。あわせて店舗北側の歩道についてはのり面の部分に擁壁をつくり、7メーターから10メーターの幅員となるよう拡幅し、改良するように協議しております。00-013号線、都市計画道路3・4・12号線については平成6年度より年次計画で平成8年度までに整備する計画で実施しております。また00-015号線についてはマラソン道路以南を平成5年12月1日より暫定的でありますが供用を開始したところでございます。 次に、実籾駅舎の改築工事について答弁をいたします。京成実籾駅舎橋上化工事の全体工事は今年5月から平成8年3月までとなっております。工事工程といたしましては、準備工事として仮囲い、現場事務所の設置、無量寺側の排水ルートの切り回しなどを皮切りに、逐次くい打ち工事、基礎工事、鉄骨工事、仕上げ工事等と作業を進め、平成8年3月に完成の予定となっております。なお、工事期間中には駅前広場を現場事務所と資材置き場として使用し、また資材搬入は原則として大原神社方面から下りホームに沿った道路を利用することで、付近住民、関係機関との協議も調っております。当該駅舎工事は用地が狭隘であり、かつ既設駅舎を使用しての工事となるため、工事期間中は付近住民、駅利用者の方々に何かと御不便をおかけするかもしれませんが、町の顔とも言える駅舎の改築工事でありますので、御理解を賜りたいと存じておるところであります。 次に、実籾駅舎の改築に暫定対策としての踏切の拡幅についてどうかという御質問でございます。実籾1号踏切の拡幅問題につきましては、歩行者等の安全対策として駅舎橋上化工事とあわせて実施すべく京成電鉄と協議をいたしてまいりましたが、京成電鉄は鉄道事業者として現道幅員にあわせて踏切幅員を確保していること、また踏切遮断機の警報装置、赤色閃光灯の見通し、距離基準に適応するためにも、現状では踏切を拡幅することは困難である。よって橋上化計画とは切り離して、道路管理者も含めて将来的に検討してまいりたいとの回答であり、橋上化工事と同時に拡幅することの協議は調うことができませんでした。しかし、この問題は歩行者等の安全確保を図るためにも必要なことと認識いたしておりますので、引き続き京成電鉄、県道管理者と協議をしてまいりたいと思います。 最後に、実籾団地の環境改善について答弁を申し上げます。浜田川雨水幹線の整備につきましては平成2年度より着手し、当該実籾団地等の浸水対策といたしまして雨水本管の整備を進め、平成4年度で完了いたしました。次に汚水管の整備でありますが、実籾団地は大原汚水幹線の上流部に位置しております。この大原汚水幹線は平成2年度より着手し、平成5年度には浜田川都市下水路の横断部まで完了しております。浜田川雨水幹線工事の着手に当たりまして、資材搬入路となります実籾団地の住民説明会において当地区の環境整備については、雨水本管の整備後に汚水本管の整備を順次取り組んでまいりたいと説明を行っております。このことから当該実籾団地の今後の面整備については平成5年度より工法、財源確保等の検討をしてまいりました。その結果当該団地は高低差が著しく軟弱地盤であるため、自然流下方式で施工をいたしますと、掘削が深くなり家屋等に与える影響が予測されます。そこで従来の方式にかえまして、真空式下水道システムを採用することにより掘削の深さが浅くて済み、家屋等に与える影響が少ないと思われますので、この工法について現在研究中であります。また工事に伴う財源確保といたしまして、国庫補助対象事業として採択になるよう県と協議中であります。今後これらの問題について解決を図り、道路の移管について進めてまいりたいと思います。 教育問題については教育長より答弁いたします。第1回の答弁を終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 続いて答弁を求めます。教育長平野久雄君。登壇願います。            〔教育長 平野久雄君 登壇〕 ◎教育長(平野久雄君) 馬場議員さんの御質問にお答えいたします。 最初にプレハブ校舎の解消対策をどう考えているか、三中と谷津南小学校についてということで御質問がございました。初めに第三中学校ですが、昭和42年度に最初の校舎が建設され、プレハブ校舎は特別教室である木工及び金工室を設置するため昭和46年度に建築、59年度建てかえを経て現在に至っております。規模、構造は軽量鉄骨づくりの平家建てで延べ床面積は373平方メートルで、屋根に若干の老朽化が見られますものの、教室としての機能は果たしております。しかしながら余裕教室がかなり発生していること、大規模改造事業が策定されていること等を踏まえ、内部改造で余裕教室の転用を図り、プレハブ校舎の改装を行ってまいります。 次に、谷津南小学校ですが、昭和61年度の校舎及び体育館の建築を皮切りに、学級数の増加にあわせ、その後2回の増築を経て現在に至っております。御質問のプレハブ校舎は全体学級数30に対応すべく3教室の増築を目的に、平成3年3月に建築したものであります。この規模、構造は軽量鉄骨づくり平家建て、延べ床面積が349平方メートルでございます。普通教室のほかに昇降口及び児童、職員のトイレを配し、床は木製にするなど、外観についても従来のプレハブのイメージを払拭するよう配慮されております。普通教室としての使用状況は平成4年度の全室をピークとし、本年度は1学級1教室、さらに来年度は学級数の減少が予想され建築前の27学級に戻ることから、普通教室として利用は本年度が最後と思われますので、今後については余裕教室として利用してまいります。 次に、学校保健室の冷房化をどう進めているのかという問題についてお答えいたします。保健室の冷房化につきましては平成5年第4回定例会でお答えしましたとおり、早期に整備すべく努力しているところでありますが、財政状況から延期せざるを得ませんでした。今後も冷房化の段階的実現に向け努力する所存でございます。他の学校施設の冷房につきましては全学校保健室冷房化後検討させていただきます。 次は、免許外担当教師の実態と解決策をどう考えているかという御質問でございます。本市ではここ数年来生徒数の減少に伴い、教員の数が定数を上回るいわゆる過員現象が生じております。したがって過員解消に向け努力しているわけですが、その際教科のバランスを調整しながら進めていく上で難しい点がございます。それは教員個々の生活事情や交通事情等の条件があるからです。したがって免許外担当が生じてこないように、各教科とも過不足なく教員を配置していくことは非常に難しい現状ですが、先ほど申し上げた3点に力を入れ、今後とも免許外担当の件数を減らすよう努力していきたいと考えております。 以上で第1回の回答を終わります。            〔教育長 平野久雄君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君の再質問を許します。 ◆32番(馬場信韶君) 国保の問題から再質問させていただきます。 国保の現状については市長が答弁されましたように、習志野の国保は極めて厳しい状況にあると。具体的には退職被保者及び老人被保者の激増ですね、それに伴う医療費の増高、そういうことがあって習志野の国保財政は極めて厳しいと。今年度も基金からの取り崩しによってやっと応益、応能とも最小限の現状維持及び最小限の値上げにとどめたと、こういう答弁ですね。この国保の問題というのは当該市町村だけでは絶対に解決できないんです。市長も最後に言われてますように、国の抜本的施策、これなくしては解決しないということはそのとおりだと思います。そこで国がどんなひどいことをしているかという実態を、私は明らかにすることはどうしても必要だと思うんです。 そこで、一つ一つ伺いたいんですが時間がありませんので、私の調査では昭和59年から補助ベースを大幅に落としましたよね。つまり総医療費に対して40%の補助金を、7割相当医療費に対する40%と、こういうように補助金の対象を著しく狭めて、それによって総医療費ベースから言うと、補助総額が45%から38.5%というように削減をしたと。それだけじゃないんです、市長。平成4年からは国保事業の事務費の一般財源化及び助産費の一般財源化に伴って、習志野市丸々、不交付団体の場合には負わなければならないという事態になった。そこで申し上げます。昭和59年から平成5年まで、国が当然交付しなければならない補助金の削減額がどのぐらいあるのかといいますと、私の計算では31億9,600万です。31億9,600万の削減。これに事務費の一般財源化による削減額が3億2,600万、助産費の一般財源化に伴う削減額が8,182万、これ合計しますと国が習志野市にカットした総額、昭和59年から平成5年まで36億500万円に及ぶんです。36億500万というこの削減額は習志野市の昭和63年度の国保会計総額に匹敵する。これだけひどいことしているんです。これを私は国に対して大きな声で言う必要あると思うんです。この数字はそんなに私は狂いがないと思うんですが、市長の御見解はどうですか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 第1回の答弁でちょっと申し上げましたんですが、数値の考え方なんですが、私の方は5年度だけでちょっと計算しても3億2,000万ほどの減になっている。したがいまして59年からずうっと計算しますと、計算の仕方ちょっと馬場議員のどういう根拠かわかりませんが、相当な金額になるのは間違いないと思います。 この問題につきましては毎回議会でもいろいろ問われているんですけれども、一体国保というのをだれが主体的にやるのかという問題、今被保険者中心の国保事業ということで位置づけられております。ですから、そこら辺の根本的な考え方をどうするかというところから始めませんと、抜本的解決にならんじゃないかなという気がいたします。 それで、今回の改正もいろいろあるんですけれども、これまた何年たったら国の補助金をカットしたり少なくしたりされますと、ますます地方自治体が一般財源をどんどん投入していかなきゃならない。そういうもう基金はありませんからね、もうほとんどありませんでしょう。かといって低取得者の方々にたくさん負担させるというのはなかなか難しいでしょうし、だから基本的な国保の精神なるものを一体どうなのかということが、今までの考え方、そして今の時代の流れ、そして現状を分析した上で検討する時期に差しかかっているなと、こういうふうに思いますし、国のやり方について云々言うわけじゃありませんけれども、前々から私の方交付団体じゃありませんものですから、住民税減税も一方的に国で決めて、交付団体じゃないところは全部借金をせよ、こういうやり方に対しまして非常に私自身も憤りを感じている面もあります。以上でございます。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) これは私は本当に国を告発しなくちゃいかんと思うんですね。先ほど申し上げましたように、昭和63年度の習志野市の国保財政総額に匹敵する36億500万という、これだけの損害を習志野市に与えているということは私は重大な問題だと思います。したがって、どういう結果になるかと。これは習志野市の財政に大きな影響を与えるだけでなく、習志野の被保者の負担額を急速に引き上げてしまいました。市民負担は市長も答弁されてましたように、応益と応能がありますけれども、習志野市の応益割ですね、応益割、これは市長も言われていましたように、平等、均等とも1万9,800円、合計して3万9,600円です。1人世帯で最低応益割は3万9,600円。これは千葉県の30市がありますが、30市の中でどのぐらいの位置に相当しておりますか、伺います。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) お答えいたします。 ただいま均等割、平等割の1万9,800円、1万9,800円がお一人世帯の場合に習志野市が千葉県の中のどういう位置かという御質問だと思います。平成6年度の保険料の資料によりますと、その部分だけを比較いたしますと、その部分だけを比較いたしますと県下で最高の方に位置するというふうに理解をしております。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) あの、「最高の方」じゃなくて、30市の中で一番高いということじゃないですか。部長さんに確認します。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) ただいま私がそう申しましたのは、実は何市か空白のところがあったものですからそのように申し上げたんですが、数字が出ているところでは一番高うございます。その部分だけについて申し上げるとそのようになります。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) これは私の調査でも千葉県30市ありますが、その中で習志野市は応益割の保険料負担は30市中一番高い料金を負担している。一番安い市はどこか、浦安市1万円です。習志野市民よりも応益割では2万9,600円安いと。人口同規模のお隣八千代市、八千代市は2万7,000円ですから習志野市よりも1万2,600円安いと。これが習志野市民の負担する応益割合の実態です。じゃ、応能割はどうかと、応能割は所得割で習志野は市長の答弁にあったように10.7%です。この比率だけを比較すると30市の中でどういう位置にありますか、部長さんに伺います。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) 応能割について習志野市がどういう位置にあるかということでございますけれども、実は先生方御存じのように、習志野市は本文方式をとっております。県下の各市はただし書き方式でございます。本文方式の場合は一つ一つ申し上げるのも失礼だと思いますけれども、控除する種類が大変多うございます。したがって額も多いわけでございます。他市のただし書き方式の場合は差し引くのは1項目だけでございます。したがいまして、応能割の率だけで比較をするということは大変難しいというふうに思っておりますので、それについて本文方式で数字を見ますと他市より数字は高いと思いますけれども、今申し上げましたただし書き方式、本文方式というベースの違いがございますので、一言ではお答えできません。            〔「はい、議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 今部長が言われたとおりです。習志野は本文方式ですから、したがって課税所得額は低いわけですから、ですから率が若干高くなっても他市とはそんなに大きな開きは出ないだろうと思います。それにしてもですよ、2桁の所得割を課しているところは習志野市だけです。ほかはどの市も1桁の所得割です。こういう応能割、応益割一つ一つ見ましても、習志野の保険料の負担額というのは、千葉県の30市の中では非常に高いと。そこで総体として1人当たりの習志野市の保険料負担額、決算上調定額はこれは幾らですか、部長さんに伺います。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) ちょっと今数字を取り寄せますので、ちょっとお待ちをいただきたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を保留します。 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 国保の担当者はすぐわかると思いますが、その数字をお出しいただきたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) お答えをいたします。国民健康保険の保険料の1人当たりでございます。一般と退職に分けまして、平成5年度が一般が7万4,073円、退職が8万4,223円でございます。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 部長さん、それは何年で言いました。--5年ですね。6年は出ているでしょう。一番新しいのでお答えください。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) 平成6年の1人当たりの保険料でございますが、予算の時点で7万9,744円でございます。これを実際に保険料を計算する段階で、例えば老人保健医療の拠出金の額ですとか、そういったものが決定いたしましたので、その予算額よりは低くなっております。七万一千幾らだったと思います。今数字をあれしたいと思います。--失礼いたしました。7万9,744円というのが当初の1人当たりの予算の段階の額でございます。決定の段階で市長答弁にございましたように、基金の投入とか繰越金の投入とか、そういったことで決定いたしました1人当たりの額が7万1,157円でございます。            〔「はい、議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 一般的な統計は予算の段階で各自治体が1人当たり幾らと出して比較をしております。予算の段階では今部長が言われたように、1人当たり7万9,744円、これを千葉県30市の中で位置づけると上から何番目高いですか、伺います。 ○議長(田久保久之君) 市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) 1人当たりの調定額につきまして、ただいま御質問のすなわち平成6年の当初予算で1人当たりの調定額で比べますと、習志野市は予算段階で最高でございます。ただ、くどいようですけれども、保険料というのは高い低いという議論はあると思いますけれども、市長答弁にございましたように、主に医療費をベースとして必要な保険料が決定されますので……     〔「わかったって。言わなくたって当たり前なの、それは」と呼ぶ者あり〕 ◎市民保健部長(関口美代子君) 高い高いとおっしゃるものですから。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 1人当たりの保険料負担額は平成6年の予算段階で7万9,744円、これは千葉県30市の中で一番高い。トップですよ。それを他市と若干比べますと、人口、予算規模大体類似団体の八千代市と比べます。八千代市は1人当たり予算段階で7万2,762円、習志野より7,000円安い。一番低い、一番安い保険料は袖ケ浦市です。袖ケ浦市は1人当たり6万1,389円、習志野市よりも1万8,300円安いと。ここに私は30市の中で応益割をとっても30市でトップ、1人当たりの保険料調定額をとっても30市でトップと。一番高い。ここに今国民健康保険被保者の苦しみがあるんです。8月に納付書を送付されますと、私ども一斉にその相談を受けます。これを打開することは私は必要じゃないかと思うんです。 この打開については市長は基金の取り崩しで平成6年は急場をしのいだという答弁されました。この基金の取り崩しも一つの私は方法だと思います。今1億6,000万の基金がありますからね。これを1世帯当たり取り崩せば、具体的に1世帯当たり1万円の保険料を軽減すること可能です。それからもう一つは、一般会計からの繰り入れ、これ何としてもふやさなければ打開できないと思います。一般会計からの繰り入れは1人当たりにしますと、習志野は3,885円です。ところが八千代市はどれだけ繰り入れているかといいますと、1人当たり1万1,906円、習志野よりも1人当たりにすると7,000円多い繰入金を出している。浦安に至っては1人当たり1万8,000円の繰り入れをしております。これは習志野市から見れば1人当たり1万4,000円多い繰り入れをしているということになります。 しかし、これは繰り入れというのは、財政構造上いろんな特定財源にも繰り入れをいたします。例えば助産費であるとか人件費であるとか、そういうものにどんどん繰り入れていますからね。特定財源繰入費を全部排除したあとの、いわゆる一般会計からの自由に使える繰り入れを拾ってみても、習志野の繰り入れは1人当たり3,046円です。八千代はどのぐらいかというと、1人当たり6,420円、習志野より1人当たり3,400円高いと。つまりこれ倍ですね、倍の繰り入れをしていると。浦安に至っては4倍の繰り入れをしていると、1人当たり1万3,924円と。 習志野の繰り入れは平成3年ごろから見ても、毎年毎年減ってきています。ここに一つの私は打開の道があるのではないかと思います。基金の取り崩し、もう一つは一般会計からの繰入金の増額、これはどうしても今の被保者の困難を解決する上で必要だと思われますが、市長はどのようにお考えですか、伺いたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) ですから、国保事業というのは一体何だろうかという観点からしますと、ほかの事業もありますけれども、基本的には国保事業で賄うんだという精神がやはり貫かなきゃならんと思うんです。そういう中で今日まで習志野は基金をつぶしたり若干はしておりますけれども、その建前をわりとよその市から比べますと堅持してきたという面はあると思うんです。したがいまして、基金とか繰入金等崩せば、確かにもう端的にそういう面が一般市民にその分を負担させるわけですから、わりとスムーズにいくようでありますけれども、そこら辺がいま一国保事業の考え方等々からあわせて、いや、これは低所得者、老人の医療については国保関係については全体的市民で、市が基本的に責任を負ってやるべき性質のものであるというような、そういうものであるのかどうか、そこら辺が大きな考え方であろうと思うんです。 したがいまして、滞納金というんですか、5億近くあるんです、今。そこら辺の中でもう少し私どもも滞納されている方、そしてまたいわゆる受益者負担にかかわるそういう方々の実態等をもうちょっとしっかり把握しながら、これから基金とか一般会計からの繰り入れをどうするか、大きな一つの検討させていただく課題ではあろうかと思っております。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 国保というのは一体何かということを市長からも再三問われております。それは市長ね、国民健康保険法第1条、ここにずばりその目的を明記しています。「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もつて社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。」、ここで明確に「社会保障」といっているんです。日本の保険制度はいろいろありますけれども、社会保障を目的にしている保険制度というのは国民健康保険だけなんです。ここが私は肝心なところです。実態が市長、そうなっているでしょう。実態はすべての国民は最後は、最後は国民健康保険に来なければならないんです。最後の保険制度なんです。したがって、市長が言われたように退職被保者は激増するし老人被保者が激増する、これが国民健康保険というものなんです。だからこそ目的に社会保障をうたっている。その観点に私は立つべきだと思います。それを崩しているのは国であって、国はだから私はけしからんと思うんです。地方自治体というのは一つの国の請負機関になることもありますが、国の悪政から住民を守るとりでとしての役割も私は果たさなければならないと思います。こういう基本的な立場に立って国民健康保険の住民負担の削減を私は求めたいと思いますが、市長いかがでしょう。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) ただいま馬場議員がいろいろとお話しいただきました。その趣旨は私も理解しないわけではない。そういうことでひとつ貴重な意見であるということを受けとめさせていただきたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 全国の市長さんもそのことで苦労しているんですね。実際に大きな住民の味方になっている市が最近どんどんふえてきているんです。市長の出身は佐賀県ですね、佐賀市ですか。佐賀市は連続3年国民健康保険料を削減しました。この新聞記事を読む限り、所得割を10.4%から、偶然習志野と同じですね、10%に削減した、ことしは。世帯別平等割これ1,000円引き下げた。これによって佐賀市では国保加入者の89%が減免の対象になったと。非常に喜ばれた。 もう一つ、そのお隣北九州市、北九州市は条例にある減免規定を、ここの市は北九州市は年間所得を150万以下という規定を、今度は250万以下と引き下げたことによって2,700世帯が減免措置がされると。これによって収納率がぐうっと上がると。私は国保料金を払いたくないということで払えない人というのは少ないと思います。払いたくても払えないと、これが私は実態だと思います。ぜひ佐賀市や北九州市のような、時間がありませんので多く紹介できませんけれども、こういう市のような改革をぜひ私は新年度望むものであります。以上で国保の問題終わります。 時間がありませんので、次は教育の問題について伺います。プレハブの問題ですが、これは谷津南小は生徒数が減ったために新年度は解消できると、こういう状況のようですね。三中のプレハブは教育長は教室としての機能を果たしていると、こういう認識なんですね。これは私はとんでもないことだと思いますよ。教室としての機能はあれでは私は果たせないと思います。現に私行って中見てきました。あのむっとするああいう、46年のプレハブですからね、今のような断熱材は何も入っていませんよ。これは私は解消すべきであるし、教育長の答弁では大規模改修事業に伴って解消すると。これいつなんですか、三中の大規模改修事業は。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。予定では平成9年、10年。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) そうすると、教育長は平成9年まであのプレハブを特別教室として使えというんですか。御答弁ください。
    ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 先生、声大きくするとまるっきりだめなようですけれども、私も行ってみたわけですけれども、木工それから金工をやるのには場所的には非常に、校長さんの話だと、広いし、ことしは特に暑いのでこれは普通の教室でも30度ありましたから、暑いのはこれ仕方がないけれども、夏休みになったから、それからその前にどうしても暑いときには美術室を使ったということも聞いております。確かに部屋としては暑いようですけれども、そういう利用の仕方によっては非常に使いいいということも言っておりますので、むしろできれば改装前からやったっていいんですけれども、整備できませんので。 それからもう一つは、1学級何時間か調べてみましたら、大体年間に6時間から8時間なんです、使うのは。それで学級が入れかわってどんどん使っていますから、少しの間我慢してもらえそうだというふうに私はとらえたわけでございます。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 私校長さんに伺いました。空き教室が旧館の1階に3つあると、この3つを中に間仕切りをしてもらえれば金工室と木工室に使えるんです、このように言われていました。それが私は教育者として子供を思う気持ちがあれば当たり前の気持ちじゃないでしょうか。旧館の1階というのは申し上げます。現在PTA室、相談室、1年の学年室、これ先生方の部屋です。この3つはほとんど使ってないんです、こういう名前になっていますけれども。それを私は校長さんと相談して旧館で空いている部屋があるんですから、金工、木工室をここに移すのが教師としての当たり前の気持ちじゃありませんか。伺います。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 確かにプレハブということでは子供にとって御迷惑かけていると思いますけれども、習志野市の全体の学校を考えた場合に、その中でやはり計画を立てていかなくちゃいけませんので、これ普通教室になると既に無理だということ私も考えていたんですけれども、非常に広くて、この夏は特別暑いと思いましたけれども、それからこの冬寒くてしようがないというようなこともまた考えられますけれども、何とか校長さんの話では結構便利に使ってますよという話で、むしろプレハブを壊されちゃ困るというようなこともはっきり私の前で言っておりましたので、その辺もう一度よく事情を聞いて検討したいというふうに考えております。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 私は教室としてこれ適当かと言っているんですよ。あれが特別教室として適当かと。あれだれが見たって、特別教室としてあれを使うのは適当だと私は思わないと思いますよ。現に空き教室あるんですから。そこは子供の気持ちに立って解決してもらいたいと思います。現にここ暑くて使えなくて、別の教室に移して授業をやったということは教育長も言われているじゃないですか。もっと広い、父母がどう考えているのか、子供がどう考えているのか、当該三中の先生方はどう考えているのか、もう少し広く聞いて私は措置すべきだと思います。 保健室の冷房化の問題は明確に御答弁ありませんでした。3校平成6年度に実施すると、このように答弁しておりますが、するんですか、しないんですか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 先ほどお答えいたしましたように、財政上の問題で延期せざるを得なくなりました。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) ちょっと習志野の教育行政、私、以前はいろんな予算あったと思いますよ。情緒障害児学級の問題であるとか、スクールバスの問題であるとか、スクールバスは今でも他市に先んじていますよ、そういう私は教育行政上の大きな特徴というのはどんどん先取りして打ち出していくと、これが今必要なんじゃないですか。八千代市は保健室はすべて冷房化が完備しております。船橋市は事務室の冷房化はすべて完備しました。千葉市は保健室の冷房化に向けて現在53小学校、19中学校は完了しております。これ多いですから、千葉市は。小学校113校がありますから、このうちの半分はもう冷房が完備していると、こういうような、どんどん先取りして施設の改善、質的な向上を今図っているところです。こういう点で私は、習志野市はそういう点から見てすっかりおくれてしまいました。プレハブの問題だって、八千代はプレハブなんか1校もありませんよ、教育長。船橋は中学校5校あります。しかしその5校は46年当時の断熱材が全然ないようなプレハブ使っている学校一つもありません。私ほかの市の人から言われますよ、習志野は文教住宅都市でしょう。私は教育長にもっと積極的に他市が一体何をやっているのかということもよおく見て、先取りする教育行政を打ち出してもらいたいと思います。いかがですか。一番最後についていくんですか。伺います。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 私も子供のためにはできるだけのことはしてあげたいという気持ちは、人に負けないほど持っているつもりでございます。しかし財政的な問題もありますし、全般的な問題からやはり考えていかなきゃならないこともありますので、おくればせながら冷房化につきましても段階的には努力してまいりたいというふうに、先ほど申し上げましたように考えております。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 市長に伺います。実態は私申し上げたとおりなんです。他市に比べて習志野市が本当に先取りして、学校の施設整備の改善を進めている、そういう中で私は習志野ももっと財政的に教育施設の整備、改善に向けるべきだと思うんですが、いかがですか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) ちょっと具体的な問題から入らせていただきますけれども、実は教育長の方で財政の問題ということでやむを得ずやれなかったと、こういうことなんです。実はこれ教育長も全般的な全体のバランスの中で何を優先的にこれ取り入れるかという問題で、冷房が入らなかったというこういう趣旨であると僕は思いますけれども、まさにことしの予算は馬場議員御案内のとおり、学校にいたしましても土木にしたって、いろいろな分野に相当厳しい予算でございましたので、その中で教育委員会で検討した結果、優先順位をつけた上でここまで至らなかったということのように私は理解します。私もたしかそういうことではなかったろうかと思います。 ですから、予算をつけるつけないというのはそれが一番端的なことでありますけれども、教育委員会が教育関係の施設をもっともっと充実させたいという気持ちは十分持って、それなりに努力はしてくれておりますけれども、この財政をどう、どこにどういうふうにメリハリをつけていくかという問題の中で、今回順序を立ててやるという中がちょっと今回よそのが優先した。例えばパソコンを全部生かしてやろうという方針の中で、大規模が若干外れたり、そういう教育委員会の方はこの中のいろいろな考慮、配慮があってのそういうものであったし、全体的には教育委員会じゃなくして市長、私の責任だと思います。全体の予算の中でそこら辺をどういうふうにして入れなかったのかということで、結果的にはそうなるわけでございますけれども、できるだけ現場の意見を尊重しながらやったんでありますけれども、今回相当厳しく査定をさせていただいたというか、大枠の金額がないものですから、そういう結果になったということでございますので、お金がありますれば必ずそういうのはやらせていただきますし、そのお金のぐあいをどういうふうに捻出したり、あるいはそれを適切に分配するか、選択、こういうものが課せられているわけでございますけれども、決して習志野の教育はその一部局をとらえておっしゃれば、確かに八千代や船橋におくれているところありましょうけれども、また習志野がよその市よりも数段いい部分もあります。しかし私どもはこれからも引き続きこういう問題について、予算措置等々について十分いろんな面で配慮しながら対応させていただきたいと、こう思っておりますし、習志野の教育、文化という習志野の本当の伝統でございますので、これをこれからも引き続きひとつ磨きをかけていきたいという気持ちは変わらないということを御承知願いたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) 現時点は他市に比べてどういう状況かというのはよく御認識いただきたいと思います。そういう点では非常におくれているというのが現状ですので。それはもちろんスクールバスの問題などは他市に比べてうんと進んでいますよ。これは習志野の伝統ですよね。そういうのはもちろんあります。しかし施設、設備の整備という点ではもうちょっと考えてもらわなけりゃいかんと率直に思います。 もう一つ、免許外の教科担任の解消の問題ですが、これは努力するといっても教育長ね、去年とちっとも変わってないでしょう。きょうの朝日新聞をごらんになったと思いますけれども、きょうの朝日新聞で、国は県の免許外教科担当解除のために補助金をつけると、国は8,000件の解消を今年度はやると、こう言っているわけです。千葉県もその幾つかの点については解消のための補助金は受けているだろうと思います。そこで、しかし問題は、文部省の解消対象学級というのは5学級以下の学校に対して補助金を出すと、こういうことなんです。千葉県はどういう対象かというと11学級以下の学校に対して補助金を出すと、こういうことなんです。習志野はとてもとても該当しない。そうでしょう。したがって市としてどうするんだと、これが問われるんです。 具体的に浦安市、浦安市は解消のために単独事業で免許外教科を解消しているんです。今年度予算で非常勤講師3名、3名予算化しているんです、浦安市は。ここは小規模学校ありますから、もう1人県からとっているんです。県の先ほど言いました11学級以下の学校に対し1名、だから浦安市は4名の非常勤講師で今年度8教科の改善を実行していると。したがって残っているのは11件しかないと。習志野35件も残っているんですよ。この取り組みの私は違いだと思うんです。こういうような解消策をやっているのは藤沢市それから武蔵野市、これもこういう免許外教師の解消のために非常勤講師だとか、それから学習アシスタント制だとか、いろんな制度を導入して努力しているんです。 もう一度教育長に伺います。どういう努力をされるのかということをもう一度伺いたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 習志野市は過員減少というのは今行われているわけでございまして、毎年30名以上の過員をどうするかということできゅうきゅうとしているわけでございます。できれば無理に遠くの方へ行かないように、なるべく都合のつく範囲で教員をやっていられるようにということで、他市との交渉をいたしまして過員の解消に努めているわけでございます。その中でさっき申し上げましたように、過員をどうしても解消しようと思いますと、習志野市で英語をどうしても出せないというような状況がございましても、ほかの市からどうしても英語が欲しいと言われますと、英語の先生を、その先生が希望すれば異動していただくと、こういうような現象でございまして、したがって、現在残っている先生で学校を経営していきますと、先ほどから申し上げている教科外の先生が受け持っていただかなきゃならないのが現状でございます。 例えば、今学校でいろいろ力を入れていただいていることにつきまして申し上げますと、できるだけ免許証は持っていませんけれども、その教科の、自分としては自信がある教科の受け持ちを依頼しているとか、それから専門の教科の先生の応援をお願いしているとか、それから自己研修をして自分で努力してもらうとか、それから時間数をできるだけ少なくするとか、こういう一つの働きかけをしてお互いにカバーしていくというような状況も各学校で行われているわけでございます。またお願いをしているわけでございます。 先生の言われたように非常勤講師をここで求めるとしますと、これまたいろいろな問題が生じやしないかという懸念もございます。例えば一人の教師が数校をかけ持ちでやらなくちゃならないというようなことが問題一つ残る。これは私も浦安の教育長に聞いております。それから他の教師との連携が非常に持ちにくい。いわゆる人間関係が非常に薄らいでしまう。要するに非常勤講師ですから、その時間だけ終わったらぱっと帰っちゃうわけですから。と同時に教師と子供とのいわゆる大きな問題になっている生徒指導の問題についても、ただ物を教えて帰ってしまう先生ではやはり問題があるんじゃないだろうかというようなことで、じゃ浦安でやっているから問題はないかといいますと、そういう問題が出ているわけでございます。 したがいまして、私どもは異動におきまして足らない先生をできるだけカバーするような交流をすると同時に、今申し上げた各学校にお願いして努力することもあわせて、できるだけのことはやってみまして、同時に定数を国や県に要望すると、これだけのことをやっていますということを通して、国や県に定数の増をお願いするというように考えているのが、私の今の実態でございます。以上です。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 32番馬場信韶君。 ◆32番(馬場信韶君) これじゃ教育長、解決しませんね。過員の解消に苦労しているっていうのは習志野だけじゃありませんよ。千葉だって船橋だって八千代だって、もちろん浦安だって過員の解消には本当に苦労していますよ。それと教科担当のバランスをどうとるかというのは、これ最大の苦労していますよ。だからといって、子供に英語の免許を持ってない先生に英語を学ばなければならないという、そういうような状態放置していいのかということなんです。教育長の考えでは、それでいいんだというんでしょう。解消のため努力をして、できなかったらやむを得ないと、こういうことでしょう。教えている先生の苦労や学んでいる子供たちの実態をもうちょっと考えてもらいたいですね。教育長は習志野の教育の最高責任者なんですから。教育長の今の考えでは免許外の教科担当のこの問題は解決することはできません。放棄したに等しいですよ。ぜひ国や県の習志野は枠外になっているんですから。そういう小規模校というのはないわけですから。習志野市がちょうど事故対策教諭を自力でもってやったときのような、そういう構えで子供に恵まれた学習環境を提供すると、これは教育行政の最も重要な使命だと思います。ぜひその立場で御努力いただきたいと思います。 次は時間がありませんので、デイ・サービスの問題は大変残念ですが後に送りたいと思います。 それから一つだけ伺っておきたいのは、実籾団地の問題については住民の2度にわたる集会、そこでの市の対応、この連続性が今なくなっているんです。切れているんです。そこで先ほどの答弁では引き続いて計画をつくるということ言っているんですが、この計画を住民にいつ提示するのか、ここだけ伺っておきたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 浜田川雨水幹線の整備につきましては、先ほどお答えいたしましたように、平成2年度から着手いたしまして平成4年度に終了しております。おかげさまで浜田川流域の浸水対策、これが命題でございましたけれども、一応成果を上げております。この工事の中で実籾団地の雨水につきましても取り込みを行っておりますので、雨水の問題についてはかなり解消できたんではないかと。過日の豪雨の際にも道路冠水こそありましたけれども、流域の床上、床下の浸水被害はございませんでした。こういうことで雨水幹線の整備が終了いたしました。 この幹線の整備に当たりまして、地元の方々と引き続いて汚水の分についての改良をしていかなくてはいけないということでお約束をしてございます。汚水幹線につきましても雨水幹線とあわせて整備を行ってまいっておりますので、これの進捗にあわせてこれからこの流域の面整備に入っていかなくてはいけないということで、実籾団地の中の汚水管につきましても面整備の一環として受けとめていかなくてはいけないんではないかと。ただ先ほど市長の方からお答えいたしましたように、非常に難しい工区になりますので、この工事によって近隣家屋に被害を与えてはいけませんので、それらの工法について研究をしているという段階でございますので、やはり工法のめど、あるいはそれに伴う事業費のめどが立った段階で、地元に説明にうかがわなくてはいけないという形で認識しております。 ○議長(田久保久之君) よろしゅうございますか。 これより同一会派の関連質問を許します。関連質問はありませんか。            〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 以上で32番馬場信韶君の質問を終わります。 次に、7番渡辺久江君の質問を許します。登壇を願います。             〔7番 渡辺久江君 登壇〕 ◆7番(渡辺久江君) 社会党の一般質問を行います。 初めに、着衣水泳についてお聞きいたします。毎日のように最高気温の記録を塗りかえたことしの夏は、水泳の得意な人が着衣のまま水に入り、その泳ぎにくさに動転して力尽きてしまう事故が多かったように思います。データ的にも遊泳中の水死事故は15.4%足らずで、大半は釣りや川遊び中のように着衣のまま水中に落ちる事故で、着衣のまま水に入ったときどういう状態になるかということを一度でも経験していれば、パニックになることなく冷静に対応して救助を待つことができるでしょう。水が汚れるので学校でのプール指導の最終日に着衣水泳を行っている船橋市立薬園台小学校で、ことしは9月6日、6年生が指導を受けて終了したそうです。体験学習は生命保持のため重要であり、お隣の船橋市でも実施している着衣水泳は、習志野市の小学生や中学生にも体験が必要だと思いますので、教育長の見解をお伺いいたします。 2番目に、自主防災団の充実についてお聞きいたします。6月議会で災害時に高齢者や障害者の避難誘導はだれがするのかという質問に、避難誘導には各町会に組織されている自主防災団が当たると答弁されました。しかし全市的には組織化がなされていないと聞いておりますので、自主防災団の組織化の現状と今後組織化をどのようにしていくのか、また町会組織ということで組織人数がまちまちであることを踏まえ、組織の構成人数をどのように充実していくのかをお答えください。 3番目は、本年3月議会で要望いたしました手話通訳者の増員と金融機関や病院等でのシール使用、公民館でのファックス使用については検討するとの答弁でしたので、その後どのような取り組みがなされたのかお伺いいたします。 4番目は、中央公園整備の進捗状況についてお聞きいたします。平成5年度にスポーツ、レクリエーション利用の拠点及び地域の中心となるシンボル的な公園として整備することを基本方針として基本計画を策定した中央公園は、既に都市公園として一般開放しているので国庫補助対象事業とは認められない。市の単独費をもって整備すると6月議会で答弁しております。今後どのように整備を進めていくのでしょうか。 最後に、6月2日、現地説明会を終了した3・4・4号線、3・4・11号線整備の進捗状況と具体的な着工はいつごろになるのかお聞きして、1回目の質問を終わります。             〔7番 渡辺久江君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) 渡辺議員の御質問にお答えいたします。教育問題につきましては後ほど教育長より答弁いたします。 最初に、自主防災団の充実について答弁申し上げます。自主防災組織の組織化についての御質問でございますが、本市では大地震の災害に備えまして、昭和50年度から自主防災組織の整備充実を図ってまいりました。その結果、現在市内には73の自主防災組織が結成され、有事の際に備え組織単位で相互協力のもとに防災訓練等の活動を展開しております。平成6年度には新たに10の組織の結成が予定され、より一層の活動の充実が期待できるところでございます。本市といたしましても昨年北海道での釧路沖地震や南西沖地震などを教訓といたしまして、さらなる組織強化と充実に努めてまいります。 次に、組織の構成人数を今後どのように充実させていくのかという御質問でございます。御指摘のとおり本市では36世帯から1,200世帯とばらつきが見られるところでございます。このことにつきましては組織としての機動力を最大限に引き出すよう、適切な世帯数についてはおおむね200世帯を基本として編成がえするなど、規模の適正化に努めているところでございます。 3番目に聴覚障害者に対するその後の進捗状況についてということでございます。まず手話通訳者の増員はこの7月よりパート1名を配置し2名体制で、聴覚障害者への窓口対応を円滑にとり行っております。次に銀行や病院といった公共性の高い施設における聴覚障害者であることを表示したシールの使用は、シール及びカードを作成し、この8月関係各機関に聴覚障害者への窓口対応について協力を依頼したところであります。 最後に、緊急時における公共施設の事務用ファックスの活用は、平成6年4月1日より公民館において緊急連絡に限り使用できる体制が整いました。 次に、中央公園整備の進捗状況について答弁をいたします。中央公園の整備につきましては、平成5年度にスポーツ、レクリエーション利用の拠点及び地域の中心となるシンボル的公園として整備することを基本方針といたしまして、基本計画を策定いたしました。基本計画の内容につきましては、地域の方々の身近なスポーツを中心としたレクリエーション施設を主体に、休養施設、修景施設等を配置した公園とするとともに、市民会館や公民館、勤労会館等の施設と一体となった地域のシンボル的公園として整備する計画でございます。幼児からお年寄りまで幅広い年齢層を対象とした公園の整備を行いたいと考えております。中央公園につきましては既に都市公園として一般供用開始をしておりますので、現状においては国庫補助対象事業には認められないことから、市の単独費をもって整備を行うことになります。したがいまして整備に着手できる年次につきましては、新第2次実施計画以降とならざるを得ない、このように考えております。 次に、3・4・4号線と3・4・11号線の整備の進捗状況について答弁をいたします。梅林公園から千葉市境までの延長356メートル、幅員18メートルの計画を、平成5年3月12日付で事業認可を受け、総取得予定面積6,209.63平方メートルのうち、平成5年度末では364.38平方メートルの用地を取得し、買収率は5.86%であります。まず当該路線と並行いたしまして事業を進捗しております都市計画道路3・4・11号線につきましては、京成大久保駅南側の都市計画道路3・4・11号線交差部から梅林公園までの延長874メートル、幅員16メートルを平成5年3月12日付で事業認可を受け、総取得面積7,565.55平方メートルのうち、平成5年度末までに3,063.53平方メートルの用地を取得し、買収率は40.49%であります。この2路線につきましては、本年6月2日に市民会館にて地元説明会を開催いたしまして、現在個別交渉を進めさせていただいております。財政難の折数多くの地権者の要望を取り入れながら用地取得するのはなかなか困難でございますが、国庫補助金の確保と早期に整備すべく県と協議してまいります。 次に、具体的に着工時期につきましては、2路線の事業認可区間が長いことから、事業効果を上げるため、第1期整備区間として都市計画道路3・4・15号線の交差部より花咲1丁目飯生電気付近までの間を平成9年度末までに用地取得を完了した上で、平成10年度、平成11年度に勤労会館脇の橋梁工事を含む本工事を実施、平成11年度末には第1期整備区間の暫定供用開始をし、地域の皆様の利便を図ってまいりたいと考えております。なお、第1期整備区間以外の整備につきましては、用地取得の状況を勘案しながら整備してまいります。 第1回の答弁を終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 続いて答弁を求めます。教育長平野久雄君。登壇を願います。            〔教育長 平野久雄君 登壇〕 ◎教育長(平野久雄君) 渡辺議員さんの御質問でございます着衣水泳について、体験学習は生命保持のため重要であり、船橋市においても実施している状況であるが、市はどう考えているかという御質問でございます。お答えいたします。 水から自己の生命を守ることは水泳指導の大きなねらいの一つでございます。水の事故は海、川、湖などの自然環境において着衣のまま発生することが多く、着衣水�泳の目的は水の事故を未然に防ぎ、水着での泳ぎと違う泳ぎにくさを身をもって体験し、そこから不慮の事故に出会ったとき落ち着いた対応を学ばせなければなりません。習志野市の小、中学校では本年度着衣による水泳を実施した学校は小学校が3校、中学校が2校でした。体験した児童、生徒はふだんの水着での水泳と着衣水泳の違いに驚き、どの児童、生徒も「重い」「空気が入り動きづらい」などの感想を持ちました。また実施した各学校とも、とても有意義で今後体験させておくべきであると考えております。本獅ニいたしましては、来年度の水泳指導に向けて水泳実技研修会等を通じ着衣水泳の指導者育成を図るため、次のような実施上の留意点を徹底させたいと考えます。例えば水泳技能が十分に身についた児童、生徒を対象にしたり、監視体制などの安全対策や水質の清潔維持のためにプールの最終日や水の入れかえ直前に実施することなど配慮を行い、各校の条件が整えば水泳指導計画に位置づけ、着衣による水泳指導を実施するよう指導していきたいと考えております。また教職員の実技研修につきましては、研修日と水質管理の条件等を検討していきたいというふうに考えております。 以上、第1回の答弁を終わります。            〔教育長 平野久雄君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君の再質問を許します。 ◆7番(渡辺久江君) 着衣水泳のことについてからお聞きしたいんですけれども、習志野市で実施しているということは大変喜ばしいことだと思います。過去に児童、生徒が水死事故に遭ったということはありましたでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) ございました。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 水死事故があったということなんですけれども、着衣水泳がことしから始まったということについて、その経緯はおわかりでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 以前から着衣水泳の必要性というものは教員の仲間の中でも話し合われておったわけでございますが、今先生からお話ございましたように、近隣の市でも試みているということで、ぜひうちの市でもこういうことを子供に体験させる必要があるということで、まず学校の整備の整ったところからやろうじゃないかということで、ことしは数が少ないんですけれども、小、中合わせて5校が実施したわけでございます。以上です。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 実施した結果ということなんですけれども、何ですか、水泳に技術的にたけた人を中心におっしゃるようですけれども、薬園台小学校では小学校3年生から全員が対象になるんです。3年生の場合は水着だけではなくてジャージの上着を着て水に入るんですって。4年生はプールの中で遊びます。5年生になるとズボンをはいて浮いたり泳いだりする練習をして、6年生になって初めて全部靴下とか靴を追加して普通の状態でどういう状態、水に入ったときどうなるかということ体験するんだそうですけれども、ちょっとそういう意味では全員が対象にならなければ、そういうプール指導は意味がないんじゃないかと思いますけれども。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 初めの段階では非常にちょっと危険だということで、ある程度泳ぎのできる子を対象にまずやって、みんなでそれを観察していったといういわゆる用心深くということでそれはやられたことでございまして、今先生のおっしゃるように、私の方も低学年それから中学年、高学年という学年の発達段階、それから水泳指導のカリキュラムの中でどうそれを位置づけるかということは来年度の大きな目標になっておりますので、おっしゃったようにやっぱり実施してまいりたいというように考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 実施している小学校と中学校の名前教えていただけますか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 小学校では谷津小学校、それから屋敷小学校、それから藤崎小学校でございます。中学校は六中と七中でございます。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 指導するのに技術の習得が難しいことだと思うんですけれども、どういうふうに、特別に何ですか指導者をお呼びしてそういう着衣水泳のための技術指導をなさるおつもりですか。それとも普通の生活の中で水の中に入るということを教えるおつもりでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 実は水泳指導につきましては、毎年夏に3日ないし4日行っているわけでございます。その際に水泳の泳ぐ競技の指導は十分今までやってきましたけれども、着衣指導につきましては先生方もまだ御存じない方もあると。そういうことでうちの方にも水泳の得意な方もおりますから、指導主事もおりますから、そういう人を講師にして、やはり確かな着衣指導というものを身につけていただいてやりませんと、むしろ事故を起こしてしまうような結果に陥りやすいと。まだろくに泳げない子供に着衣着てプールへ入ったら大変なことになりますから、そういうやっぱり段階指導とかそれから監視指導、何人ぐらいの先生が監視してやるべきか、それから水の深さはどのぐらいがいいかとか、初め着衣するのはどういうものからやっていったらいいかということも、やはり指導の手順というものをきちんとやっぱり話し合ったり研修した後で行いませんと事故を起こしますので、その研修を試みたいと、そういうふうに考えている次第でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) そうですね、来年度から実施に向けてそういうふうに進めていただくということで、ひとまず安心いたしましたけれども、念のために薬園台小学校で危険のことについてお聞きしたんですけれども、そういう意味では今までそういうことがなかったということですので、御自分たちの訓練も大事なことだと思いますけれども、現在実施しているところの意見をよくお聞きになって進めていただきたいと思います。 次に、自主防災団についてお聞きします。実施している団体が73団体から10団体ふえて83団体になるということなんですけれども、組織人数の延べは何人ぐらいになりましょうか。 ○議長(田久保久之君) 総務部長服部驍君。 ◎総務部長(服部驍君) ちょっと人数今取り寄せますが、本年度6組織で83組織、町会の数にいたしまして214町会なんです。50年からずうっと実施してきておりまして、率としては今組織率38.8%です。これ214町会の人数といたしましては2万8,000人、約2万8,000人ということであります。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 率としては38.8%しか組織されてないということなんですけれども、組織化が進んでいる地域とそうでない地域に何か特殊性ございますでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 総務部長服部驍君。 ◎総務部長(服部驍君) これは理想といたしましては100%が望ましいわけですけれども、なかなかに難しい面がございます。各町会のやっぱり意識の問題だと思います。この組織というのは自主的にその地域で災害のときに対応するということでございますから、やはり私どもは啓蒙、PRはしてまいりますけれども、それを受けとめる町会の中の意識の問題ございますので、なかなか難しい点がございます。例えば町会長さんが1年なり半年で交代するような町会ですと、なかなかこの趣旨が伝わらなくて実現に向かってないと、こういうようなところもございますので、特に地域性はございませんが、各町会の意識の問題かと思います。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 現在の自主防災団には3万円ずつの補助金が支給されています。組織の大きさがまちまちなんですよね、36世帯から1,200世帯ということなんですけれども、36世帯も1,200世帯も3万円なんですよね。 ○議長(田久保久之君) 総務部長服部驍君。 ◎総務部長(服部驍君) 今御指摘のとおりでございます。理想といたしましては今市長の答弁にもありましたけれども、200世帯ぐらいで全部できればよろしいんですけれども、現実には町会の規模等によりまして、少ないところで36世帯、多いところで1,200世帯などというところがございますので、今の規約、要綱でいきますとどうしても定額でございますから、規模によっての格差がないわけです。そこで私どもといたしましては、もともと運用上も200世帯前後が適切でないかということから、平成3年度には実花さんにつきまして、例えば969世帯のところを3つに分離いたしまして3つの組織をつくっていただいて、それぞれに3万円ずつ出すようになったと。それから東習志野につきましても平成5年度に分離いたしまして、こういう指導をしてまいりたいとは思っております。額そのものにつきましては1回改正いたしまして現行きておりますが、物価事情等の変遷の中で見直す時期は来るかと思いますが、規模そのものをなるべく均等化していきたいというふうに考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) わかりました。じゃ、すぐに経済的な問題もございますので、その3万円が補助金として増額するということはとりあえずはお考えではないということですね。わかりました。 この自主防災団と地域に消防団というのがありますけれども、消防団とは何か、そういう何ですか、こういう災害時の救済についての連携をとるようなお考えおありでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。消防長小林博君。 ◎消防長(小林博君) 消防団でございますが、消防団はボランティアで各地域にありまして、8つの地域に習志野市分かれているんです。それで一応これは消防車を持って実際にやっておるわけです。自主消防団、これは地域の方の関係でございまして、同じ地域におりますけれども、そこら辺が片一方は大地震の場合、片方は普通の火災ですね、に出動するというふうなことになっております。そこら辺がちょっと違います。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) わかりました。よく山狩りとかというと、消防団の方が協力しているところをよく聞いたり見たりするものですから、きっとこういう災害のときにもお手伝いするようなそういう連携ができるんではないかなというふうにお聞きしたんですけれども、わかりました。 避難誘導の、自主防災団の方が災害時に避難誘導するときに、地域に何ですか指定の避難場所がありますよね。その避難誘導の場合にもあれですか、指定の場所にお連れするようになるんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 総務部長服部驍君。 ◎総務部長(服部驍君) 今お話のありました指定の避難場所というのが市内に39カ所ございまして、学校関係がほとんど多いんですけれども、学校もしくは公園、こういったところを指定してございまして、それぞれの町会といいますか、町目ごとに一応避難対象区域町目ごとに一応それぞれ避難場所を指定してございますので、訓練のときもそちらに誘導する形をとっております。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 今何でそれを聞いたかといいますと、はがきいただいたんです。屋敷小学校の前に住んでいらっしゃる方なんですけれども、屋敷小学校は屋敷なんですけれども、お向かいは花咲2丁目なんです。目の前に屋敷小学校というのがありながら、避難場所は大久保中央公園になっているんですって。ですから、町目ごとというの知らなかったんですね。コンパスでもって円をかいて、その範囲内でもって移動すると思ったんですけれども、こういう形ですと花咲の2丁目だけではなくて、避難場所について目の前にありながら遠くに行かなきゃならないということがありますと思いますので、そのことについて少し御検討いただきたいと思います。 自主防災団についてはこれで終わらせていただきますが、次、聴覚障害者のことについてお聞きいたします。手話通訳者を7月からのパートで1名増員してくだすったそうですけれども、何か週1回の配置だそうですね。増員するについては窓口に訪問指導や何かで通訳の方が不在になることが多いということで、それを補うということで増員をお願いしたんですけれども、現在あんまり解消されてないというふうにお聞きしているんですけれども、聴覚障害者の方が窓口に見えたときに不在ということがどうなっていますでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) お答えいたします。 7月からパート1名を採用いたしまして窓口に来る視聴覚障害者の方々の利便に供している。従前手話通訳者が1名職員でおりました。この職員もやはり手話通訳ができる人でないと、ケースによってはやはり難しいケースがありますので、そういうところには当然出ていかなけりゃならない。そういうときに不在になることもあるということで、パートの方をお願いしたという経過もあるわけでございます。いずれにしましても、月曜日に今パートの方来ていただいております。なるべく手話通訳者が持っているケースに出かけるのは月曜日の日にそういうものをこなしていただいて、パートの方が来ないときにはなるべく手話通訳のできる職員を窓口に置いておけるような配慮をしていると。それから仮にその者も出ました場合でも、完全とは言えないかもしれませんが、窓口に来ました障害者の方に残っている職員、特にケースワーカーでございますが、こういう職員も専門的なことはできないかもしれませんが、筆談によってやるとかですね、最低限の要件は満たせるというふうなこともございますので、なるべくそこら辺は外に出る仕事と、それから中にいる手話通訳できる職員とをうまく調整をとりながら、当面1名パートを採用してやっていって、今のところ私どもに特別それでどうしても困るというふうなことは直接来ておりませんで、そういうものがまた御意見がたくさんあるようでしたらまたその時点で検討を加えたいというふうに思っております。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) その時点で検討を加えるということをおっしゃってくだすったので申し上げます。なかなか手話通訳の方がつかまらないで困るという話はよく聞いております。直接担当の方におっしゃらないかもしれないんですけれども、そういう事実があります。それと、八千代市や木更津市では常勤が1名いて、そのほかに非常勤で週4日配属されているんだそうです。ですから1日というのはちょっと少な過ぎるような気がするんですね。もし仮に3日とか4日パートの方が出てくだされば、常勤の方も年次有給休暇も取れるでしょうし、219名いるという聴覚障害者の方もそれほど窓口に不在で困るという状況ではないと思いますので、ぜひ御検討ください。 それから、銀行や病院等の施設で使用するシール及びカードを8月付でその施設にお願いしたということなんですけれども、どういうものでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) シールそのものでございましょうか。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) シールとカードというふうにお答えいただいたんじゃないでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 失礼いたしました。遠くてちょっとわかりにくいかと思いますが、これがカードでございまして、後ほどこれお手元にお届けします。これがシールでございます。このマークは耳のマークに何かこうなっていますけれども、これ国連で決められたマークなんだそうです。こういうものを金融機関とかそれから病院、あと郵便局、それからJA習志野というんでしょうか、農協さんでしょうか、それからあと個人の開業医の方にも一、二お願いしてございまして、合計24カ所にこれをお配りして協力をお願いしていると。それから障害者の方々には障害者の団体がございますので、この団体を通じまして直接文書で手元に届くようにやっております。ですから、もうこれも手元に恐らく届いているんではないかと思いますけれども、そういう施設とそれから障害者の方直接にお配りをして今やっているというわけでございます。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) ちなみにその製作費というのはどのくらいかかったんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 申しわけございません。ちょっとそこまで私も承知しておりませんので、今担当の方からメモが入ると思いますので、お答えいたしたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を保留して次続けてください。 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) じゃ、次ファックスのことについてお聞きいたします。4月1日から公共施設の事務用ファックスが使用できるようになって大変喜ばしいことなんですけれども、とりあえず公民館、大久保公民館は聞いているんですけれども、そのほかにどのような施設がありますか。 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 公民館は7公民館でございましょうか、教育委員会の方にお願いをいたしまして、4月1日から使えるようにしていただきました。それから本庁には従前から1階にございます、入ってすぐ右側にございますが、有料のファックスがございます。あれをお使いいただける。それから障害者の方々が、公共施設といえどもたくさんございますが、どういうところに行ってその必要性があるかなということを考えまして、公民館とそれから本庁と、それから私どもの出先機関でございます秋津の総合福祉センター、それから東部保健福祉センター、ここら辺が多く利用するのかなということで、それぞれ対応ができるようにはしてございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 利用料金についてお聞きしたいんですけれども、公衆ファックスは100円かかるというふうにお聞きしているんですけれども、どこの公民館でも100円お支払いするんですか。 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 公民館の場合はB5版程度の原稿で1枚10円という実費をいただいているということだそうでございます。 それからよろしいでしょうか、先ほどのでございますが、シールが5,000枚つくりました。それからカードが1,000枚。合わせまして経費として5万円ということでございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) わかりました。このファックスの件なんですけれども、4月1日から利用できるというふうに今御答弁いただいたんですけれども、何かまだそのことがはっきりわからないという方もいらっしゃるようなんです。念のためにもう一度皆さんに周知していただくようにお願いいたします。 3月議会で要望した3点については早速実行していただいてどうもありがとうございました。でも手話通訳の方についてはもうちょっとやっぱり御検討いただくようになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次は中央公園についてです。中央公園なんですけれども、地盤調査をした結果、グラウンドを中心とした整備計画に耐えられるというふうに御判断いただいたんでしょうか。グラウンドの下は川が流れるような状態になっていて、しょっちゅう地盤沈下起こして、水を抜いたり砂を入れたりしなきゃならない状態なんですけれども、それが解決したんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。
    ◎都市部長(富谷輝夫君) 今先生がおっしゃったのは、平成5年度に策定しました基本計画の内容にそれが入っているわけでございます。で、私全く素人でございますけれども、地盤沈下はあの地盤につきましては未来永劫に沈下は続くというふうに聞いておるわけでございます。それは通常どこの地盤沈下地帯もそうでございますけれども、そういうふうに聞いておりますので、基本計画の中では先生おっしゃったように、若干のそういう状態が起きてきたとしても差し支えないような施設の整備計画をするという考え方のもとに、中央部分につきましてはグラウンドを配置するような基本計画になっているわけでございます。したがいまして、根本的に地盤沈下の問題が解決したからああいう基本計画になったのかということになりますと、そういう部分についてはまだ若干問題は残るわけでございますので、今もそうでございますけれども、逐次必要に応じた改修といいましょうか、これはやって、補修といいましょうか、これは続けていく場面はこれからも続いてくんじゃないかなと、このように理解しております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 地盤沈下が解決されないで、これからもそういうのしなきゃならないということ、なぜグラウンドということにこだわるんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) 基本計画の中の基本的なあそこの利用に対する方針といたしましては、もちろん当時の市としてのオーダーもあったわけですけれども、現在の置かれている、あるいは使用されている状況からいたしまして、レクリエーション利用の拠点としたいと。それからもう一点は、やはり市内の中心的な場所に位置しておりますので、いろんな機能を備えた中心的、シンボル的な公園として位置づけたいと、これが実はあそこの利用計画の骨子になっているわけでございます。そういうことから端を発しまして、いろんな施設の配備計画をあの中に盛り込んでいきたい。その中で先ほども言いましたように、いろんな条件がございますので、今置かれている条件を最大限に利用する中で、市長が答えたような設備を配置していきたい、こんなふうな経過でございます。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) あんまり納得はできませんけれども、そういうことだそうですけれども、土砂を入れたり、水をかい出したりするときにお金がかかると思うんですけれども、一体どのくらいかかるんでしょう。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) 現状の今でも若干維持管理をしているわけでございますので、周辺の除草とか街灯の電灯代とかこれらは別にいたしまして、あそこに今ポンプを設置してございましてそれで処理しているわけでございますが、これの年間の料金といたしましては約15万ほどかかっております。年間ですね。ですから今の状態を保っていくためにはあのポンプを稼働することによって、年間の雨の降る度合いとか日数とかによっても若干違ってきますけれども、一定の量を超えたときに作動するようになっていますので、その一応年間の管理料としては、それにかかるのが15万だと、こういうふうに今のところあります。将来的にどうなるかというのは、今回設定いたしました計画に基づいて実施設計なりいろいろしていくさなかに、その辺をどう積算していくかということになりますので、まだ基本計画の段階でございますから、それにつきましては今の時点ではとても予測ができないことでございますので、その点につきましてはこれからの問題になろうかと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) グラウンド維持管理するのに年間15万で済めば、それが安いというのか、これからも15万ずつ払わなきゃならないというのは高いというのかよくわからないんですけれども、いずれにしてもこれから新第2次実施計画以降でなければ動き出さないわけですよね。といたしますと、整備計画、実施計画というのは第2次ですか、新第2次実施計画というのは何年ですか、何年待てばよろしいんでしょう。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) 計画設定時点の予定といたしましては、7年以降基本設計並びに実施設計という段取りになっておりましたけれども、こんなような財政状況でございますので、全庁的に第2次実施計画の見直し作業を今年度やっているわけでございます。まだ結論は出ておりませんけれども、その中で恐らくこの事業に限らず全庁的にはかなりのスライドをせざるを得ない状況にあると思いますので、全庁的な調整の中で新しい見直された実施計画の中で、先ほど申し上げました設計年次や、あるいはもう少し先になりますけれども工事の着手年度なりが定まってくると思いますので、一応今日の状況としてはそんなことになりますので、恐らく今年度中にはもう少しはっきりした計画年次が出てくるかなと、こんなふうに考えております。今のところはまだちょっと白紙の状態でございます。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) わかりました。その間はあれですね、大きな何か変更するということは考えられないと思うんですけれども、だといたしますと、あそこは野球をするグラウンドでございます。今でこぼこでしょう。だから、せめて何ですか、ブルドーザーでならして、野球のしやすいような状態にだけはしていただきたいと思います。お願いできますでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) できるだけ状況に合わせまして手当てをしてまいりたいと、このように思います。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 最後に、3・4・4号線と3・4・11号線のことについてお聞きいたします。3・4・11号線は全長874メートルのうち第1期工事区間として設定されて、1区間は設定したそうですけれども、その1区区間というのの延長はどのくらいになりますか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) お尋ねの区間につきましては580メートルでございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) で、その第1区区間なんですけれども、買収済み3,063平米のうち第1期工事区間の買収済み平米と買収率についてお聞きいたします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) この580メーターにかかります買収予定面積は若干数字が違いますが、3,352平米でございます。3,352平方メートルでございます。買収予定面積といたしまして、その580メーターに係る分でございます。地権者が16人おりまして現時点で買収済みになっておりますのが地権者12名分、面積といたしまして2,198平方メートル、2,198でございます。したがいまして、この区間における買収率は約66%、こんなような状況であります。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 66%の買収率だとすると、9年度末までに一応買収を完了したいというんですが、その前に買収は完了しちゃうんじゃないですか。               〔私語する者あり〕 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) 市長が申し上げましたように、若干国庫補助等々の絡みもございますので、必ずしも今全部売るよって、はい、わかりましたということにはなりませんので、そのあたりは将来の年度の事業の推移状態とあわせてそんなような形をとらせていただきたい、かように思っております。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 失礼いたしました。 勤労会館脇に橋をかけるというお話だったんですけれども、それが位置的にはどこら辺になりますか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) 大久保の駅の方から見ていただきまして、しばらく平らな道になるわけでございますが、勾配が出てくる箇所が教職員住宅がございますが、あそこの一番最南端のところあたりから橋の状態になります。それから、ずうっと上がりまして、そこから約75メートル行ったところまでが橋梁の部分になります。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 大きさはわかりました、橋の。どんなような形とか材質なんかについてはもう決まってますか。               〔私語する者あり〕 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) お答えできなくて残念でございますが、これから具体に工事設計の協議に入ってまいりますので、その時点でいろんな工法を検討することになりますので、いましばらくお時間をちょうだいしたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) 橋の途中に勤労会館への進入路があると思うんですけれども、そこはつぶされる、今度出入りできなくなっちゃうと思うんですけれども。               〔私語する者あり〕 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) そこに限らず、ずうっと先へ行きますといろんな道路と交差をいたします。現実に交差部分についての現道が使われておりますので、どこの道路もですね、ですから、したがいまして全区間内の工事部分と交差する既存の道路の取り合いにつきましては、実施設計の中でそれは例えば迂回道路をつけるとか、いろんな形で現在のお使いになっている道路にあまり支障がないような工夫はしていかなければいけないだろうと、そんなふうに考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) すいません、先のことばっかりお聞きして。第1区区間は平成11年末に暫定供用するということなんですけれども、実際に工事に入るのはどちら側からになるんですかね。道路部分の何ですか始発の部分なのか、それとも末端のところなのか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) 用地買収終わりまして橋梁工事を含む本工事については平成10年度からになりますので、ですから、すべてお尋ねの件につきましてもこれからの作業になりますので、今の時点ではまだわかっておりません。 ○議長(田久保久之君) 7番渡辺久江君。 ◆7番(渡辺久江君) わかりました。時期が近づいたらまた質問させていただく機会がございましたらお聞きいたします。ありがとうございました。 ○議長(田久保久之君) よろしゅうございますか。 これより同一会派の関連質問を許します。関連質問ありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 以上で7番渡辺久江君の質問を終わります。 この際、暫時休憩いたします。               午後3時8分休憩  -----------------------------------               午後3時35分再開 ○議長(田久保久之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、13番森田三郎君の質問を許します。登壇を願います。            〔13番 森田三郎君 登壇〕 ◆13番(森田三郎君) 一般質問を行います。 質問の第1は東京湾の環境、特に干潟について習志野市はどう考えているのかについて伺います。 次に市内のタクシーについて。私の記憶では、さきの12月及び3月の定例議会で質問されております。私は利用する側、利用される側双方の立場に立ち、さらに一歩進めて一つでもトラブルがなくなるよう提案がてら質問します。 次に習高跡地について。幾つもの施設を現在の敷地内で対応しようとするのも一つの考えでしょうが、今後の検討課題として周辺の隣接地の購入による拡大あるいは現庁舎との連絡通路を提案したいと考えます。当局の考えを伺います。 次にごみ減量について。それを遂行するためには幾つかの大きな柱あるいは具体的な分野といった対策が考えられたと思います。それぞれの方面での当局の施策について質問します。 次に雨水利用について。さきの雨水利用東京国際会議に職員が派遣され見学したということですが、その感想と、ひるがえって習志野市においてはどうあったらいいか、もし考えや感ずるところがあったら当局から聞きたいと思います。また、ことしの夏のような異常渇水に当たって、将来に向かっての何らかの対策が考えられたのでしょうか。 次に違反ポスター及び看板について。特に選挙が近づくと目立ちます。選挙あるいは演説会を問わず、方法としては管理者権限で即時撤去が可能であります。そのための関係者による協議会の設置、実行を強く希望します。当局の考えを聞きたいと思います。 次に市外隣接駅のアクセスについて。以前にそれぞれの協議会があると聞いております。ここでは市民から要望が出されたとき、その対応の仕方について質問します。 最後にいわゆるわかりやすい町づくりについて、この考えや具体策を町づくり政策の中に、一つの検討課題として組み入れていってほしいと考えますが、当局はいかがでしょうか。 以上で、第1回目の質問を終了します。            〔13番 森田三郎君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) では、森田議員の御質問に順次お答えいたします。 谷津干潟を習志野市という観点から、どういうふうに見ればいいんだろうかというような御質問でございます。東京湾を習志野市という立場からどういうふうに見るのかと、こういう質問ですね。 谷津干潟につきましては、森田議員を初めとする多くの方々の御協力により今日の谷津干潟が残されたものであり、15万市民にとって貴重な自然財産であると、このように認識をしております。御承知のとおりこの谷津干潟は昭和63年11月には国設鳥獣保護区の指定を受けるとともに、平成5年6月にはラムサール条約の登録地として認定されたものであり、今後谷津干潟の保全については国、県と十分に協議を進めていきたいと考えております。 東京湾の自然環境、特に干潟についての御質問でありますが、御案内のとおり現在県環境会議において審議中の事案でもありますので、現時点で私の立場からの見解は差し控えさせていただきたいと思います。 次に、タクシーの利用についての対応をどのようにしているかということでございます。タクシーを利用する際には乗務員側及び乗客側それぞれマナーを守ることにより、より快適な乗車空間が保てるものと考えております。JR津田沼駅南口広場におけるタクシー乗務員の接客マナーの改善につきましても、再三本会議において御指摘を受け、これに対しましてJR津田沼駅に乗り入れしているタクシーにより構成されております津田沼地区タクシー運営委員会へ、平成6年1月及び5月の2度にわたりまして改善を要請してまいりました。せんだって当該運営委員会から全乗務員に対しマナー改善について徹底を図った旨の報告を受けたところでございます。この問題は基本的には従業員に対する会社としての接客指導の問題でもありますが、今後も引き続き駅前広場管理の立場でマナーの向上について適宜当該運営委員会へ要請してまいりたいと、このように考えております。 次に、習高跡地の周辺についての御質問でございます。習志野高校跡地の土地利用については平成4年、5年度事業といたしまして計画の策定作業をしてまいりました。その内容は限られた用地約3万3,000平方メートルの中で、本市基本計画に基づく各種市民サービス、学習サービス、健康サービス機能のほか、広場、緑地機能等をあわせ持つ総合的な施設をどう配置するかを検討いたしました。基本的には敷地西側に建物を配置し、東側広場空間をできる限り広くとった土地利用が良策であるとの結論を得ております。習高跡地の整備を図るためには現在都市計画事業を行っております前面道路3・4・9号線及び3・3・3号線の事業進捗によって町並みがどのように変わり、習高跡地以東、東の方ですね、の区域にどのような波及効果が生じてくるかを十分に検討していかなければならないと考えております。 また鷺沼地域につきましては、市街化区域内農地の計画的住宅地供給促進を図っていくという都市計画上の一つの課題がございます。良質な住宅地の供給促進をどのように図るか、整備手法として何が用いられるのか調査を行うために、現在市とJAにおいて土地所有者の意向調査を行いながら協議しているところでございます。調査の内容を解析し、その結果に基づいて土地所有者の合意形成が図られ、図られた段階を一つのめどに土地を取得して活用を図るか、民有地の土地利用を誘導していくかの選択をしたいと考えております。今後の作業といたしましては、次期習高跡地基本構想策定作業の中で必要性について方向性を出してまいりたいと思います。 あとこれ森田議員の御質問の本庁舎との整合性につきましては、この委員会からの結論は出ておりません。結論は出ていないというよりも、そういう問題をお願いしたのではなくして、とりあえず習高跡地の利用についてどうあるべきかということで検討していただいたわけでございますけれども、御指摘のとおり本調査との整合性、それとまた他の土地についてどうあるべきか、こういう問題はこれからの大きな問題として私たちは真剣にとらえていく必要があると、このように理解をしているところであります。 次に、ごみの減量対策について答弁をいたします。これからのごみ対策といたしましては、いかにごみの発生を抑え、ごみを減らし、またリサイクルを促進していくかということが極めて重要な課題であると考えております。そのため、1つ、ごみについてできるだけ多くの市民に理解していただき、それぞれの立場から減量とリサイクルに取り組んでいただくよう啓発していくこと、2、市民等がリサイクルを効率よくできるようリサイクルの回収システム等の構築を行っていくこと、以上の2つの点を基本的な考え方として今後は次のような対策を実施してまいりたいと思います。1、事業系ごみの減量を図るため多量排出事業者に対し、習志野市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例に基づき、減量計画支援化計画書の提出等について指導の実施、また小規模事業者対策といたしまして、ごみの適正排出等の啓発の実施、2、モデル商店街による段ボール回収システム構築の検討、3、適正処理困難物に対する関連事業者への協力要請、4、条例制定に伴う啓発の実施、5、フリーマーケットの開催、6、生ごみの堆肥化の促進、特に有効微生物群いわゆるEM菌を活用した堆肥化について、既に学校給食センター等でモデル事業として取り組んでおります。 また、焼却灰等の利用については平成6年第2回定例会で御質問いただきましたが、各市の状況といたしましては千葉市、我孫子市、船橋市が灰溶融施設を設置し実証試験を行っております。しかし、できた製品につきましては需要先の確保という問題が残っておりますので、引き続き各市の動向を見守りながら研究してまいりたいと思います。なお、下水道汚泥につきましては半分堆肥化し残りを焼却処理しているところでございます。 次に、雨水利用について答弁をいたします。国際会議に出席したのか、出席した場合その所見をということでございます。前回の6月議会で森田議員の一般質問の中で雨水利用国際会議に職員を出席させてほしいとの要望があり、積極的に参加させたいとお答えをいたしました。本市から2名の職員を出席させました。8月4日から8月の6日まで、「雨水利用は都市を救えるか」、「私の雨水利用」、「雨水と暮らしとまちづくり」をテーマにパネルディスカッションが行われ、世界各地の雨水の利用状況や市民、民間、行政それぞれの取り組みが発表されたとのことでございます。大体大別しますれば、外国発展途上国では雨水を飲み水としてどう活用するか、あるいはドイツや日本いわゆる先進国では、雨水を雑用水としての利用方法、こういうものが大別すれば大きな課題であったと、こういうふうに報告を受けておりますし、またこの経験に基づいて習志野市でどうであろうかということにつきましては、浸透升について助成金を出すということはどうだろうかという出席した職員からの発言がございました。そしてまた浸透升につきましては、私は平成3年から5年の間、実情を申し上げますと224カ所浸透升を設置しているのが現状でございます。 ところで、国際会議の舞台となった墨田区におきましては昭和50年代に下水道が100%近く普及した後も、両国付近に浸水被害が起こり、国技館の建設時に雨水を貯留して雑用水に利用したり、都市型洪水の防止を図ったのが最初で、現在では13の公共施設で積極的に雨水を利用していると、こういうことでございます。また、民間においても地域防災組織で地下に雨水を貯留し防火水槽、「路地尊」を設置し雨水を有効利用しているようであります。 さて、本市におきましても降雨時の浸水被害も生じておりますので、浸水防止とあわせて資源としての雨水利用も必要と考えております。これまでは雨水は邪魔者扱いされ、下水として海に流されておりましたが、環境問題が社会問題化されている今日、あらゆる資源のリサイクルが叫ばれていることもあり、雨水の利用についても積極的に取り組んでまいりたいと、このように考えております。ことしは記録的な水不足が日本列島を襲い、雨の大切さに関心が向けられております。水を大切にし水とともに生きる思想を次の世代に伝えていくことも行政としての役割であると、このように認識しているところでございます。 次の雨水の渇水時を含めた対策等についての答弁をいたします。雨水の有効活用という点からは、街路、公園内の樹木等へ散水用水として雨水利用も必要なことと考えますが、そのための貯留施設等の施設整備に莫大な経費が必要となります。生活用水にかかる渇水問題については一概に財政的視点だけで処理することは困難でありますが、散水用水の確保という点からは、やはり経済性を無視することはできないものと考えております。なお、本年の異常渇水による給水制限の中におきましては、生活用水の確保、節水ということから街路樹、公園内の樹木等の散水については津田沼浄化センターの処理水を一部利用させていただいております。いずれにいたしましても、街路樹等の雨水利用については将来的な検討課題とさせていただきたいと、このように思います。 次に、違反ポスターについて答弁を申し上げます。本市は千葉県屋外広告物条例に基づく事務委任を受け、屋外広告物の許可、指導等の業務を行っております。違法広告物等については平成5年度から清掃事務所の環境班を強化して、市内全域を定期的にパトロールし撤去指導を行っているところでございます。平成5年度撤去状況は延べ153日、車両165台、人員356人で立て看板5,494枚、張り紙1万1,509枚、張り札3,270枚、合計2万273枚となり、撤去数は前年度の2倍となっておるところでございます。しかし違法の広告物は全市域にわたっており撤去、指導等が追いつかないのが現状でございます。御指摘の協議会の設置については、千葉市広告物等対策協議会の運営方法並びに近隣市の設置状況等を調査し研究していきたいと思います。 次に、市外隣接駅へのアクセス等いろいろな問題について行政はどういうふうに対応しているかと、こういうような御質問だったと思います。市民からの要望や問い合わせについて職員の対応が不親切であるという御指摘は私も耳にしております。このようなことは市民サービスに努める職員としてあってはならないことであります。私はみずから9月1日の部課長会議の席上、全部課長に対し市民要望等に対する取り扱いについて、たらい回しや責任回避をしないよう、強く指示をしたところであり、今後も職員の意識改革に努めてまいりたいと思います。 次に、わかりやすい町づくりについて、ネーミング化について答弁を申し上げます。この問題につきましてはかねて御提案いただいているところでございますが、道路や横断橋などに名前をつけ、これをわかりやすく表示することは市民生活の利便性、来訪者への案内や道路等への愛着などの観点から大変重要なことであります。これまでの取り扱い状況を申し上げますと、名前をつけることにつきましては、道路では「マロニエ通り」、そして横断橋では「ふれあい橋」、「マロニエ橋」を含め10の横断橋について実施しております。 次に表示の問題でございますが、交差点等におきます町名等の表示は、それぞれの道路管理者の手により実施され、前回お答えいたしました時点より11カ所増の42カ所で実施済みであります。今年度につきましては表示板の設置について、1、都計道3・3・2号線の「マロニエ通り」、2、「マロニエ橋」、3、3・3・3号線の「ふれあい橋」、秋津3丁目緑道橋「すずかけ橋」、それから秋津4丁目の緑道橋「はなみずき橋」を候補に挙げ、表示位置、表示方法、費用等について検討し、財源調整の中で可能なものから実施してまいりたいと考えております。次年度以降につきましてもわかりやすい町、訪れる人に親切な町を目指し、市民の皆様の声をお聞きし順次取り組んでまいりたいと考えております。 第1回の答弁を終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君の再質問を許します。 ◆13番(森田三郎君) それでは、順次再質問に入らせていただきます。 最初の東京湾の干潟については最後に回したいと思います。 2番目のタクシーについてから質問させていただきます。最近ですと2回ほどこの本会議で例えばJR津田沼駅の南口のタクシー運転手のマナーの悪さについて、不愉快が日常茶飯事的に発生していると、出されました。私もその経験をというか現場を何回も見ております。ただ相手があります。今までの質問はどちらかというと乗る側の、お客さんの立場です。しかし乗せる側のタクシー運転手にも言い分はたくさんあると聞いております。そこで、例えば提案ですが、市の商工振興課なりあるいは商工会議所を通じて双方の利用する側、利用される側が同じテーブルについて、あまり意見を双方が双方に出してもしようがないんですが、例えば5つぐらいに双方が絞って、これだけはやってほしくないと、あるいはお互い、お互いにこれだけはやってほしいという意見の交換会を設置してほしいと、そのための労を市の方にとっていただきたいというのが、私の今回の質問の趣旨です。それをやったからといって10のうち10全部トラブルが解消するというわけではありません。しかし根本的に解決はしなくても、10のうち2つか3つでも私は回避できればいいと思います。というのは、お客さんの方にすればタクシーに乗ったときに行き先を言う、しかし、うんともすんとも言わないで黙って発進すると。お客さんからすればすごく不安なんですよね、わかったのかなわからないのかなと。 しかし、タクシー運転手にも言い分があります。例えばJRから大久保とか実籾、そのとき例えば東金街道なんかにしても大久保十字路とかあの近辺狭いわけです。現地にとめて着いてから、後ろに車つっかえているわけです。道端に1台とめると対面通行できないところが市内にたくさんあります。そのときにもし1万円札でしたら、タクシー運転手嫌うんですが、しようがない場合は前もって、1万円札ですけれどもと言っていただければ、その間何回か赤信号があるわけですから、例えば千円札なら千円札を9枚、数えておくわけです。それをしないでいきなりとまっちゃってから、1万円札ぼんと出されると、そうすると普通ですと運転手は2回数えます。でお客さんに渡して確認してお客さんがやっている。するとまた利用者が1回数えると。またそれが終わったら今度は領収書をくださいと。しかしその間後ろで車つっかえているわけです。そういうふうに双方が双方に言い分あるわけなんで、そのほかにもたくさんあります。僕もそれ双方とも知っております。 ただ、いずれにせよ、どっちがどっちということではなくて、一つでもトラブルをなくしてほしいということでもって、市の方に意見交換会とか、そういう何かお互いの言い分出し合う、そういう場を設定してほしいということなんですが、いかがでしょうか。市の方にすれば、質問に出されても人事権もない、運営権もない、何もないわけです。ひたすら要望するしかないということなんで、市長いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 御指名ですので、市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) そういう協議会を設置する仲介の労をとるというのは、優しい町づくりを展開する、そういう意味において役所としてもそれは乗り出すことにやぶさかではございません。がしかし、どういう方を集めてそういう会議にするか。タクシー会社は考えられますけれども、利用者の方、そこら辺がちょっとまだぴんとこないものですから、これからそういう問題少し広く勉強、研究させていただいて、これは設置に努力するかどうかお答えさせていただきたいと、こう思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 既に東葛地域では松戸、柏だったと思いますが、市の方が商工会議所にお願いして働きかけて、商工会議所がそういうテーブルを設定して諮ったことがあります。幾分かは改善されたそうです。僕はそれしかないと思うんですよ。根本的にこれさえすればトラブルがなくなるというの方法がない以上、何らかの具体策を市の方にお願いしたいと思います。 次に習高跡地についてです。市の方としては現在あそこに例えば今わかっている範囲で市庁舎、コミュニティーセンター、生涯学習センター、中央図書館と、私とすれば幾分狭いんじゃないかなというのが当初から持っていた考えですが、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 企画政策部長篠原潔君。 ◎企画政策部長(篠原潔君) 習志野高校の跡地につきましては約3万3,000平米でございまして、この中に今お話のございましたような施設を配置するということで、2回にわたりましてこの跡地の利用計画を、市民の皆様方の御参加をいただく中で検討してまいりました。その検討の中で当初この事務局側では考えがなかったものが入ってまいりました。その大きなものが広場、空閑地でございます。前回だったか前々回だったかの途中経過の中でも本席でお答えしたことがあろうかと思いますけれども、検討委員の皆様の中では、この跡地の中に最小限1ヘクタール程度の空閑地がどうしても必要だなということで、先般議長さんあてに一部この報告書につきましては御送付をさせていただいておりますが、この中にも広場として1ヘクタールを入れますと、ほかの施設はどうしても先ほど市長が申しましたように、今の西側の方に寄せていくと。そして西側の方に寄せましてもなお建物が何と言いますか、2つの南北に配置をするしかないじゃないのかと。これが今の配置の中では最もベストなのかなということでございますが、全体的な建物を建設するという観点から見てみますと、現在の建築あるいは都市計画法上の関係ではできますが、広場を確保するという観点からしますと、必ずしも必要な面積が十分であるということには言えないだろうというふうに思います。したがって、先ほどお答えいたしましたように、今後この跡地を具体的な構想あるいは基本設計と段階的に入っていかなきゃなりませんが、その過程におきましては3・3・3号線あるいは3・4・9号線との軸道と十分ににらみ合わせていく必要があると、このように理解をいたしているところでございます。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 今ここで将来拡大していくと、決定してほしいということも私は考えておりません。ただ将来に向かっていろんなことこれから検討していくわけですが、その考え方の一つに周辺の現在まだ宅地化されておりません。検討事項の中に拡大していくことも必要かなと、そういう感触を持っていただきたいということです。 それと、特に南側というか、東側はいいんですが、藤崎方面、マラソン道路方面ですか、こっち側のアクセスが弱いですね。教育委員会のちょっと先のレンガづくりのガードですか、藤崎方面のアクセスをも私は新庁舎建設に当たっては、将来展望として私は踏まえていく必要があると思うんです。その北側からのアクセスについてはある程度考えているんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 教育委員会の前のガードにつきましては、非常に幅員が狭いということで、津田沼地域の地区要望の中でも歩道だけでも確保できないかという要望もございました。そういうことで従来から京成との話の中では変電所があるので非常に難しいという話を聞いておりましたけれども、協議会の中で提案したことがあります。京成さんも市の方で拡幅の事業を取り上げるということであれば協議にはのりますよという話は伺っております。ただ、拡幅に当たりましては京成線の拡幅になりますので、非常に大きな事業費がかかってくると。これは市の事業になりますので市単事業でやらなくてはいけないという要件がございます。そういうことで、私どもでは今研究課題として拡幅については検討していかなくてはいけないという受けとめ方をしております。 ただ、私の立場からすると拡幅が望ましいんですけれども、今おっしゃったようにレンガづくりの橋脚というのは習志野市では非常に少なくなっております。貴重な文化財になるんではないかという意見もございまして、地域の方々の中にはやはり明治、大正の遺産としての価値もあるんじゃないかという意見もあるやに伺っておりますので、そこら辺のことも十分考えて取り組まなくてはいけないんではないかと、そう思っております。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 私が単に習高跡地って点でもって対応するだけじゃなくて、3・3・3号線とかそこ等も含めてほしいというのは、例えば3・3・2号線が開通しましたね。あれも多くの時間をかけて習志野市は多額の投資をしました。しかし習志野市も単に道路をつくった。人とか車をがんがん通すだけじゃなくて、その道路際に税収がある程度見込めるようなことも考えていくような町づくりとか道路づくり、私は必要じゃないかと。そういう意味でこの習高跡地についても町づくりという観点から投資効果とか、あるいは投資した例えば道路なら道路から町づくりというのを考えて、税収ですか、これはどうしても考えていかなくちゃならないですが、そういうこともあるところにお金を使ったら、道路つくったら道路のおかげで税収が入りやすいというようなことも考えながら、習高あるいはその周辺も考えてほしいわけです。もちろん3・3・3号線もそうです。投資効果、お金を投資して、ただ車とか人がよりよく通せばいいと、私はそういう時代じゃないと思います。この辺のことについて市長の考え方をちょっと聞かせてほしいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) まさにそのとおりでございまして、そういう一つの施設なり何をなすにも、そういう大きないろいろな角度から展開をしなきゃならない、これが町づくりだろうと、こう思います。特に習志野の場合、現在900億の借財があるわけです。900億です、これから返済しなきゃならんお金がですね。私たち今ずうっと平成16年まで、平成16年までの間実施計画と財政計画、財政見通しをずうっと立てて、今真剣にいろいろと計算なり立てておるんですけれども、どう見ましてもこのままの状態ですね、習志野の現状のままの税収の状況だと、平成10年ごろはもうまいっちゃいますね。基金もなくなりますし、にっちもさっちもいかないような状況を迎えるんじゃないかと、そういう状況なんです。実施計画をいつにするかによっても若干違いますけれども、非常に厳しいものを抱えている。ですから将来に向けて10年まではよくてもその後習志野はどうなるか、そのためには一にも二にも税収をどういうふうにするのか、税収をどういうふうに上げる施策を今しっかりやるのか、これが私たちにとって一番の大きな課題になっているわけでございまして、森田議員がおっしゃるとおり、一つの施設についてもいろいろな角度から税収の面、その他を十分配慮した展開をしてほしいと、まさにそのとおりでございまして、そこら辺これから真剣に議員の先生方の御意見もちょうだいしながら、ひとつ本当に10年先の習志野がどうなるか、本当に厳しい状況であるということを認識しながら、税の根幹をなすものを今からひとつ種まきをしっかりしていこうと、このように考えておりますので、当然そういう面も含めて検討させていただきたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 習高跡地については当市も多額な資金を投入して新庁舎なりプランをつくるわけです。また近接する京成津田沼とのアクセスも考えないわけにはいきません。しかし、今の京成津田沼を見ると夜10時ともなると、例えばクレストでチェックインしたお客さんは、ちょっとコーヒー飲みたい、ちょっとごはん食べたいと、どこもありません。気の毒です。だから駅前広場とか道路つくるにしてもそういうことを考えて、みすみす仕掛けができれば来るものを、つくれないために習志野市はかなり僕は損していると思います。3・3・2号線だってあの沿線に地権者が同意しないことにはどうにもならないんですが、すかいらーくとか、ああいうのを1軒つくったら私ははやるんじゃないかなと。現に市民には欲しいと、そういう方いらっしゃるわけです。京成津田沼なんていうのはかなり大きな税収を逃していると私は考えるわけで、ぜひ習高跡地についても広い意味でいろんな分野から町づくり、いろんな分野から考えていってほしいと強く要望します。 次に、ごみ減量についてです。細かいことは聞きませんが、例えば先般の議会にも出ましたが、どうしても最後には出てしまう焼却灰あるいは汚泥、下水汚泥ですか、あるいはプラスチック類、それぞれの分野で当局としては今後何本かの分野ごとの柱があると思うんです。それをしっかりとらまえて対応していく計画を持ってほしいというのが私の希望なんですが、そういうごみ減量に向けて枠組みというか将来展望ですか、設計図のようなものを現在既にきちんとつくりつつあるんでしょうか。一種の戦略です。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) 私どもといたしましては、リサイクルあるいは減量につきましては、基本計画に沿って今後取り組んでいくという形で考えております。それで当面に当たりましては、先ほど市長が答えました何点かの問題を強力に取り組むという形をとりたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 現在習志野市は芝園にリサイクルプラザですか、考えておりますが、一つの発想ですが、考えてみれば習志野市町自体を一つのリサイクルプラザというふうに考えることもできるわけですよね。こういう発想についてはいかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) 御指摘のとおり、まさに全体がリサイクルであります。ただ、これはハード面等の関係がありますので、ハードについては私どもは芝園に現在取り組んでおりますリサイクルプラザ、これが一つの拠点になろうかと思います。この拠点をやっぱり市民にPRしながらできるだけ減量を図ってまいると、このように考えております。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 次に、雨水利用について質問したいと思います。市としてはこれから現存する施設に、例えばドラム缶による「天水尊」とかあるいは「路地尊」ですか、そういうものをつくっていく考えはあるんでしょうか。費用にしてもこれ墨田区の方に聞いてみたら4万ちょっとなんです。これあくまでも市民にPRするために私は設置していってほしいというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 前回御質問の中で、墨田区のシンポジウムに参加させてはどうかという御提言をいただきまして、職員を出席させました。今御質問の「路地尊」等の設置についてはこれからの段階になろうかと思いますけれども、1つには、会議に参加することによってそういうものの認識をして、これからの行政に反映させていくということが大きな目的でございますので、下水道維持課の主幹と係長出席をさせました。主幹が主体になりまして今水洗化の促進と同時に、そういう雨水利用の対策についての研究をさせていただいておりますので、その中で検討させたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) これについて一番意識が活発で進んでいるのは、はっきり言って墨田区あるいは離島ですかね。ただ墨田区でやっているから即習志野市でもというわけにはなかなかできないところもあると思います。先ほど市長が言ったように、都市基盤の整備の仕方がまるっきり違うわけですよね。それから税収の上がり方も違うわけです。だから一概に比較することはできないと私は考えております。ただ幾つかは参考になるんじゃないかと。行政だけじゃなくて、特に区民の方々の雨水利用に対する意識は、はっきり言って習志野市よりも比較にならないくらい関心が強いわけです。だから、幾ら行政が強く要望しても進まないところがあるというのも事実ですが、しかし行政は行政なりに市民にPRしてほしいわけです。 それで、どうでしょうか、市内に「天水尊」とか「路地尊」というのをはっきり言って、期せずして墨田区そうですが、大型消防車が入れないようなところに早く発達して、また多くつくられております。そこで市内でもどちらかというと消防車が入りにくい現状のところに幾つかモデル地区をつくって、市民の目に触れるようなところをつくってほしいと。つまりモデル地区の設置などについてはいかがでしょうか。検討してほしいということですが、それについて当局の考え方を聞きたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 私ども土木で担当しておりますのは、一つの考え方として雨水の抑制をしていこうということが目的でございまして、先ほど市長からもお答えいたしましたように、開発指導の中では浸透舗装であるとか浸透升であるとか浸透管の敷設について協議をしてきたという経過でございます。それから一般家庭の新築の際には窓口でやはり浸透升等のPRは行ってきております。そんな形で取り組んでいるわけですけれども、今御提言のありました防火用水に利用するということにつきましては、私どもの観点ではまだ考えておりませんけれども、将来に向けてはやはり研究課題になるのではないかと思っております。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 特に市民にPRするためにも市役所とかあるいは公民館に積極的に設置していってほしいと思います。そして雨水利用ということについて、教育的にも私はこれすごく実際に教材として使えるわけですので、学校にもそういうものを設置していって、子供たちにドラム缶とか、そういうところから水をとって花壇に水をやってもらうというようなこともやってほしいんですが、教育的な見地からこういうものをつくっていってほしいということについて、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 教育的見地からということでございますので、教育委員会にお願いしなくてはいけませんけれども、土木部としてはそういう事柄について関係部局と協議をさせていただくという形になろうかと思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) さっきからひたすら土木部長さんがお答えになるんだけれども、僕は雨水利用というのは一つの部や課で対応できることじゃないわけです。都市部しかり、経済環境部しかり、総務部それから町づくりの中にそういうものを取り入れていくというのは一つの町づくりなんですよね。だから企画政策部またお金もかかるものですから財政部あるいは「路地尊」ともなれば消防車が来るまでにバケツ10杯分あるいは20杯分の水をためておくということであれば、消防長にも関係するわけです。そこで再度雨水利用についての教育的な見地から指名して申しわけありませんが、教育長のそういう実地の教材としての教育的効果について意見を聞きたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 御指名だそうです。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) おもしろい発想だと思って聞いておりましたけれども、できる範囲で余りお金はかけなくてもこれはできることですので、学校でも取り入れてやってみたいというように思っております。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) さらにことしの夏のように異常渇水にあったとき、大分市内の樹木がやられたようです。道路、歩道なんか歩いていて常々感じることなんですが、樹木が立っているその根本に1メーター四方とか、そこだけ正方形とかあるいは長方形で土の部分になっておりますが、降った雨を少しでも樹木の根本にしみ込ませるために、人が歩くところだけ舗装すればいいわけですから、街路樹のようにこうやって列をつくっているところは、道路に沿って延長した格好で土の部分をつくるということは不可能なんでしょうか。私はつくづくそう思うんですよね。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 道路交通法でございますけれども、今お話のあった方法も一つの方法かと思いますし、また改良に当たってはできるだけ歩道については浸透舗装を今採用しております。そういうことでできるだけ地下に還元するような工法を研究しておりますので、これからも今御提言のあったような事柄も含めて研究してまいりたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 藤崎の大イチョウが元気なくなったのも、あれだけの大木をあれだけの周辺の面積しか、あれだけの面積しかない土の部分で養っていくというのはかなりきつかったんじゃないかなというふうに私は考えております。 それから、下水処理した水を、中水を実際習志野市は花壇とかそういうところにまいているんですが、職員の方に聞くとある程度臭いがかすかにするかなあという意見を聞いておりますが、実際下水処理した水を街路樹とかそういうところに使った場合、臭いとか、しみ込んだ後の結果について、もしわかる範囲であれば聞かせてほしいと思います。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。
    ◎都市部長(富谷輝夫君) 先ほど市長からも答弁申し上げましたように、この夏の異常渇水に当たりまして、浄化センターの処理水を一部使わせていただいております。その結果、今先生お尋ねのにおいが残ったかどうかと、それからそのことに伴いまして付近の住民の方々から苦情があったかどうかについては、私の段階にはまだ聞こえてこないわけでございます。もし御必要であれば担当課長の方から再度答えさせたいと思いますけれども、多分そういう苦情があれば、恐らく今私の部署では私のところへ来るはずでございますので、若干においが残るという話も聞いたことはございますけれども、それが具体的に何か問題となっているかということまでは発展していないんではないかと。まことに当を得てない答弁になってしまいますけれども、そんな感じで私は受けとめさせていただいておりますが。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 習志野市には現在給水車は1台しかないんですよね。ところが街路樹などに水まくときすごい時間がかかるんです。雨ですと長い時間かけてじくじくしみ込んでいきますが、給水車で単に水をまいてもしみ込む時間を考えるとすごく能率が悪いわけです。これからもその1台で対応していくんですか。 ○議長(田久保久之君) 都市部長富谷輝夫君。 ◎都市部長(富谷輝夫君) これからも1台でやるかどうかということについては、決してそんな考えはないわけでございます。それよりも話大きくちょっとなりますけれども、雨水の総体的な全市的な取り扱いの中で、私どもがそれをどういうふうに受けとめて、全庁的な方針に基づいた中で雨水利用を含めてどうするかと、これを考えていかなければいけないと思います。市長の方からお答えしましたように、公園とか何かに貯留槽をつくっていけば、そこでじかにまけることになるわけですけれども、それとてその設置しました貯水槽のある公園についてはそれでいいわけでございますけれども、それを街路樹に持っていく場合にはやはり運搬の問題も出てまいりますので、今御論議のありました街路樹に対する透水性の設備の問題も含めて、総体的に考えていかなければいけないだろうと。ただ、いかにも現状からしますと、ああいう事態のときには1台ではどうかなと、こういうように思いますが、総体的な公園の維持管理につきまして業者の方にお願いしている部分もあるわけでございます。その中ではその範囲の中で業者の方がタンクを用意いたしまして、車をもって散水している部分もありますものですから、もう少し総体的にどうしていくのが一番非常事態のときにはいいのかということについては、研究をさせていただければありがたいなと、このように思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 次に地下水のことです。習志野市は御承知のように総武線以北は地下水で水を賄っております。この地下水ですが、習志野市では習志野市内に降った水が地下に浸透した分だけでは習志野市は賄えないという結果が、地下水流動調査の結果出てきております。つまり自衛隊演習場とかあるいは高根とか飯山満とか、いまだ市街化されていないところに降った水が地下に浸透して、大きく言って南の方に地下水が流れておりますから、それを習志野市民は現在ちょうだいしているわけです。つまり他力本願な状態です。これは否定しようがありません。それで将来にわたって地下水を守るために、これは他市域に及んでしまうんですが、船橋あるいは八千代市に、あるいは働きかけるなり協力していただいて、将来展望として地下に雨水を還元していってもらうような手立てを、私はお願いしなければならないということも今から考えておる必要あると思うんです。いかんせん習志野市内で降った水だけでは習志野市の北半分の地下水を賄えてないんですから。こういう将来展望については市長はどのように考えますか。私は必要だと思います。もし北の方が市街化が進んできたときに賄えないんですから。かといって、他市にああしてくれこうしてくれと直接は言えませんが、しかし考えなくてはならないことです。いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。企業管理者藤野太一郎君。 ◎企業管理者(藤野太一郎君) ただいま先生から御指摘いただきましたけれども、私どもが地下水としてくみ上げております井戸、この深さと申しましょうか、これ約200メーターあるわけでございます。私どもが調査し、また聞き及んでいる範囲で申し上げますと、今先生が御指摘いただきましたように船橋とか八千代周辺の浸透した雨水、これが私どもの地下水の水源にはなっていないというふうに私は聞き及んでいるわけでございます。当然習志野市域に降った雨が私どもの地下水の水源になるような状態ではない。これは今御提案いただいたとおりでございます。私どもが聞いている範囲では恐らく関東地方全体にわたるような雨水が、この習志野市の方に流れてきている。それを私どもは地下水としてくみ上げさせていただいている、こういうように聞いているわけでございます。 で、今八千代市さんのお話が出ましたけれども、八千代も実は地下水を持っているわけでございます。自分のところの問題も当然出ているわけでございます。たまたま船橋は県営水道の供給エリアでございますから、地下水の問題はないかもしれませんけれども、この辺だけでもって果たして対応できるかというと非常に難しいだろうと、こういうふうに思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 今企業管理者から答弁をいただきました。私は常々企業管理者に雨水利用については気兼ねしていました。企業管理者はたくさん使っていただいて収益を上げると。ところが水を節約しようと。しかし企業管理者からすればノウハウとか地下の実態についてはかなりデータとか知識、経験が豊富なわけです。そこで板挟みにあって苦しいでしょうが、ぜひ相反するかもしれませんが、雨水の再資源化についてはたくさんのノウハウとか、あるいは実地に当たっている企業局の支援をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 企業管理者藤野太一郎君。 ◎企業管理者(藤野太一郎君) 水道事業の担当者といたしましては大変複雑な心境でございます。と申しますのは、ことしの異常渇水につきましては市民の皆さん方に節水の要請をした私どもの立場がございますし、大変市民の皆様方に御迷惑をおかけしたということで、複雑な心境になっているわけでございます。しかし、おかげをもちまして何とか雨期に入りまして農業用水等の利用もなくなってまいりましたものですから、何とかこの夏通り越すと申しましょうか、過ごすことができたというふうに現時点において判断をさせていただいているという次第でございます。 そこで、今御質問ございました問題でございますが、何はさておきましても、この異常渇水の原因というものがことしは雨水が全く、雨が降らなかったということに大きな原因があるわけでございます。上流にダムを持っているわけでございますが、このダムにつきましても一つのダムをつくるにつきましては20年も30年もかかる。あるいはまた仮にそれをつくったといたしましても、こういうような異常渇水、異常天候の中では雨が降らなくちゃどうしようもないわけです。そういうことから申し上げますと、いわゆるこの渇水を乗り切るためには、やはり利用される方々に日ごろから節水意識を高揚させていただきまして、御協力をいただかなければならないかなというような考え方で今いるわけでございます。 その節水の一つの方法といたしまして、庭木や何かに対する散水でございますとか、あるいは自動車の洗車でありますとか、そういうものにつきましては私どもの水道用水じゃない、ほかのお水を使っていただくような形の中で御協力いただければ、私どもとしても大変幸いだと思ったわけでございます。 ただ一つ、私もこういうことを言いながら、ちょっと疑問点を持っているわけでございますが、それは今私条例をちょっと調べたんです。そうしますと、水道事業というものは飲料水の供給事業というふうに規定されるいるなら私もこれでいいんです。ところが生活用水その他上水の供給事業というものが水道事業の目的だと書かれているわけです。そうしますと、ことし大変御迷惑かけましたけれども、そういうような生活用水まで含めて私どもの仕事だとすると、大変本当に市民の皆さん方に御迷惑かけたなと、そういう気持ちでいっぱいでございます。 いずれにいたしましても、限りある資源だと、水は。そういう観点から立ちますと、御協力をいただいて節水にこれからも何とか御支援をいただきたい、このように考えている次第でございます。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 企業管理者は人間が練れていますから、5分のつもりで話すると30分、1時間たってしまいます。今後ともよろしくお願いします。 次に、違反ポスターについて。方法としては短期間で撤去できるということが管理者権限で可能です。ただ、それについてトラブルというか障害が生じるようなんですが、千葉市のような協議会をつくることは可能なんでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) 一般の違反ポスターについては先ほど市長がお答えしたとおりでございますが、選挙の違反ポスターにつきましては選挙告示前の1週間前に千葉県、習志野警察署、それから習志野市、東電、NTT、この管理者が集まって総勢五、六十人になろうかと思いますが、その前に2回ほど一斉撤去するようになっております。こういうことで主幹道路を初めすべての選挙の違反ポスターを撤去しておるわけでございます。森田議員さんはその前の、前にもう張られたポスターを撤去したらどうかということだと思いますが、それと同時に千葉がやはり協議会を設置しています。これは近隣市では千葉市だけであります。いろんな関係機関のお話聞きますと、やはり出動体制がなかなか整わないというのが実態であります。やはり公平を期すということですから、一日二日で一斉にやはり各違反ポスターを撤去しなきゃなりませんので、その辺の問題点がありますので、NTTあるいは東電、それから他の団体において、果たして毎月あるいは半月に1回というような形での体制がとれるかどうかというのが今問題点でございます。具体的にはまだ千葉市には聞いておりませんが、近隣市におかれましても同じような条件で今頭を痛めているというのが実態でありますので、もう少し千葉市の実態を調査して、できるかどうか検討させていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 撤去のために多いに頭を痛めていってほしいと思います。 質問の市外隣接駅へのアクセス及びわかりやすい町づくりについては1回目の答弁で了とします。 東京湾の環境について質問させていただきます。習志野市も構成メンバーとなっておりますが、習志野市は毎年こういう環境白書を出しております。その中に東京湾の環境についてですが、東京湾岸自治体公害対策会議、今は環境対策というんですか、というものがあります。これは昭和50年8月に発足して湾岸27都県区市町でつくっております。習志野市も経済環境部が構成メンバーです。それでなぜ各沿岸自治体がばらばらに、東京湾あるいはその環境に対応しないかということについて、この会議の根底にあるものについて東京湾の環境、なぜこういう会議でもって対応するかについて伺いたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) 今御質問いただきました各近隣、県を初めとして各市等が集まっての会議は、東京湾の水質汚染これらについてどうあるべきかと、また調査、研究ですね、こういうことが主体となって会議を進めているわけでございます。私も出席しまして、毎年そういう議題がありまして、どうしたらいいかということで御意見を出し合っております。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 今の答弁は答弁になっていないと思います。つまり東京湾という環境が沿岸自治体が個々ばらばらにてんでん勝手にやったのでは、東京湾という環境にそぐわないんじゃないかということでもって、この会議では測定方法とかそういうものを統一していこうじゃないかという背景があるわけです。つまり東京湾という環境を一つの有機体としてとらえるか、あるいはモザイクでてんでんばらばらにあるんじゃないかということじゃなくて、一つのまとまった各地域、各海域あるいは各沿岸が相互に連携し合って、関係し合って、もう分けようがないんだという体系があると僕は考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) 今私がお答えしましたような形で、あらゆる市町村がそういうことで東京湾の水質それから汚染、これらについていかにあるべきかということの研究を、それぞれの市町村が意見を出し合って、最終的な取りまとめ等をしておるわけでありまして、私もそういう形で出席させていただき見ておりますので、そういう観点で私はとらえております。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) つまり水質にしても、この会議は水質が目的ですね。水質に限らず魚類にしてもあるいは渡り鳥にしても、東京湾というものを分けようがないわけです。今問題になっている三番瀬にしても小櫃川にしても、あるいは葛西臨海公園にしても、行徳の野鳥観察舎にしても、あるいはいなげの浜とか幕張の浜にしても、水質にしろ魚類にしろ、あるいは渡り鳥にしても分けようがないわけですよね。つまり三番瀬にしても谷津干潟にしても、あるいは幕張の人工海浜にしても、お互いに行ったりしているわけです。そこで今回質問したのは、しばらく前にもいたしましたが、習志野市は幕張の浜あるいは行徳あるいは三番瀬に考えてみたときに、習志野市が抱えている谷津干潟と関係があるかないかということを聞きたいわけです。もし関係があるというふうに考えたらば、どのように関係があるんですかということを聞きたいわけです。 私の今回は質問は、現在千葉県が三番瀬に対して進めている開発計画についてどう考えるかということではありません。先ほども出ましたが、県の環境会議にしろ、あるいは実際に三番瀬を調査審議している下部組織の環境調整検討委員会にしても、あくまでもそれは県が三番瀬に対して持っている開発計画に伴う会議であるわけです。機関です。私が市長に聞いているのは、その県が持っている計画についてどうのこうのじゃありません。東京湾という環境について質問しているわけです。そこで他の隣接する海域とか浅瀬とか干潟と、習志野市が抱えている谷津干潟、関係があるんですか、ないんですかということを聞いているわけです。いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 経済環境部長小倉孝君。 ◎経済環境部長(小倉孝君) ちょっと整理させていただきますが、東京湾岸自治体公害対策会議というのは、目的は東京湾の水質浄化を図るため東京湾岸の自治体が広域的な対策について協議し、連帯的、統一的な公害行政を推進するというのが目的であります。それで確かに三番瀬につきましてもこの会議ではお話がありましたが、それは会議の中では、これは前回もお答えしたと思いますが、仄聞するにとどめるという程度で議題には上がりませんでした。その議論はですからされておりません、この自治体公害対策会議の中では。あくまでも目的である今言いましたような水質浄化をいかにすべきかということが本来の目的であるという中での議論でありましたので、その開発云々というところまでの議論には及んでおりません。以上でございます。 ○議長(田久保久之君) 森田議員に申し上げます。森田議員の質問時間は5時5分までであります。5時を過ぎますと、その以前に時間延長の宣告をしなければなりませんので。どのぐらいかかりますか。         〔「市長の答弁いかんです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 時間はあと5時5分までしかありませんから。 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) この会議はあくまでも水質なんですが、ただ水質にしろどっちにしろ、渡り鳥にしても双方に密接に関係し合っている。分けようがないわけです。東京湾の環境というものは行政区域とか立場、立場で分けることはできます。しかし東京湾自身分かれたものじゃなくて、たまたま自治体で分けたものなんです。だから東京湾自身は分けようがないわけです。 そういうわけで市長に、なかなか言いづらいんでしょうけれども、どうでしょうかね、関係ぐらいはね、近隣の東京湾の環境と谷津干潟どういう関係があるのかなと、調査しておられていてもいいんじゃないですか。そこまで県の環境課に気を使うことはないと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 先生のおっしゃらんとすることは十分理解できます。そしてまた私の気持ちも十分理解していただいていると、こういうふうに私理解しておりますので、いろいろありますでしょうけれども、ひとつそこら辺で御了解をいただきたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 13番森田三郎君。 ◆13番(森田三郎君) 私がここで幾ら市長を苦しめても、市長はもうがっちがっちに固まっちゃってね、もう関係あると答えても問題があるし、ないと答えればまたそれでもってしかられます。ただ私が言いたいのはこういうことなんですよ。これから環境会議とか検討委員会が、しばらく前私が一般質問で、県の方に配慮してほしい、配慮してくださいねと、あるいは意見を求められたときに、習志野市が谷津干潟を基本に考えて、県の方にこういうことを配慮してくださいと、あるいは県の方からどういうことを配慮したらよろしいでしょうかと意見調整に来たときに、こういうことを配慮してくださいと言えるようなデータとか調査をきちっと持っていてほしいと、これが本音です。ですから、幾らはっきり言って市長に三番瀬保全、三番瀬は保全が望ましいと言ってほしい気持ちは山々でございます。ただね、いろんな事情があると聞いております。そういうデータを、言いに行く場合でも言われた場合でも準備してほしいということですが、そういう考えについて市長の答弁を聞いて私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 最後の答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 今の審議会、協議会ですかね、専門的分野について、そういうようなところから公の場でどういうふうな関係だ、あるいは事実関係はどうだ、あるいは調査をどうだというようなことにつきましては、私どもも今のできる限りの範囲の中で率直なことを申し上げる意思はあります。 ○議長(田久保久之君) よろしいですか。 以上で13番森田三郎君の質問を終わります。  ----------------------------------- △延会の件 ○議長(田久保久之君) お諮りいたします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 来る9月16日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。               午後4時56分延会地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              木村静子              佐藤正己              田久保久之...